日常的には気がつきにくいのですが、
現在、社会は複雑に変化しながら
そのスピードはどんどん加速しています。
その情報量の多さは、江戸時代の人の
一生分だとも言われますね。
それだけ、我々はものすごい情報の中、
日々生活しているのです。
当然、10年前より判断も難しく、迷います。
決して、僕らは優柔不断ではないんですよ(笑)
ここで必要なのは、慌ててその変化の
スピードに合わせるのではなく、
複眼的にバランスを保つ事ではないでしょうか。
公式的なマニュアルだけでは不可能です。
あらゆる状況でも対応できるような即興性が
今後求められるスキルだと思ってます。
近未来でさえ予測できない時代において、
我々は即興劇を演じ切る事ができるのでしょうか?
今日はそんな小噺。
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さて、先ほど予測できないと言いましたが、
もちろん、全部が全部ではありません。
星の運行やボールの軌跡などは
力学の法則によって、予測も理解も可能です。
それは予想はできるけれど、
調べる為の計算が複雑だ、ということ。
プログラミングもそうでしょうし、
ロケットの構造だってそうです。
ただ、これらは複雑系ではなく
「複雑に入り組んだ静的システム」なのです。
反面、生物に関するものは、動的。
全て予測不可能です。
全て予測不可能です。
ある日いきなり目眩がした、頭痛がする。
最近、寝ても寝ても、眠くなる。
これらは予め予測できません。
我々は日々、そんな思いがけないことの連続なんですね。
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ここをまずライン引きしないといけません。
「部分からくる全部」と、「部分から成る全体」の区別です。
部分からくる全部はロケットのように
全部を追っていけば、やがて正解に辿り着きます。
故障した、正確に飛ばない。
そんな時は、必ずどこかに欠陥(エラー)がある。
言わば要素還元によって、原因が分かるのです。
言わば要素還元によって、原因が分かるのです。
反面、「部分から成る全体」というものは
細かく分けていっても、決して単純にはなりません。
「最近、会社の業績が悪い」
「じゃあ従業員一人一人を調べよう、原因が分かるから」。
そんなわけありませんよね。
組織は自動販売機なんかじゃないですから。
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ただ、現代の経済学はこういった
要素還元主義へと向かっているように見えます。
経済現象のごく一部を切り取り、
精密な研究によって、法則化させる。
指示書とマニュアルで平準化させる。
そんな生命を無視した論議が
経済学を支えているのですが、
僕にはそれがまるで、地図の上で
旅を計画しているように感じてしまいます。
それこそ、感情からの要請でしょう。
感情だけは、理論化できません。
もしかすると、我々に測ることができない
理論が隠されてあるかもしれないんですが、
それを知った時点で、機械の仲間入りです。
僕はそんな未来はいやだなぁ。
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僕は精神科というものが大嫌い。
精神の「正常性」に、薬が出されるのが嫌いなんです。
我々は見えない感情(精神)が本質です。
また、それは秩序だった性的なシステムではない。
ここを出発点として作る有機的FC組織が
日本流であり、リゾーム派生、というわけです。
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時代の見通しがきかなくなり、
閉塞感が蔓延した時、
我々は昔からの言葉に救いを求めます。
伝統とはそういった根源的な力を持ってます。
場、間、拍子、遊び、加減、揺らぎ。
心地、馴染み、伝統、暖簾分け、大和こころ。
こういった見えない概念を可視化してみませんか?
公式ホームページはこちらから。
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