コロナの影響であちこち悲鳴があがってます。
「就職内定取り消し」なんて恥知らずなことを
やる企業まで出る始末。そんなとこ、そもそも
行かなきゃいいんです(当事者はキツイでしょうが)。
企業にせよ人間にせよ、こういった非常時にこそ
本性が出てくるのは変わらない。逆を言えば
今は企業の(人の)在り方が見極められているのだと
個人的に思ってます。
ネガティブ・インフォメーションは見飽きたし
聞き飽きた。AI予測データでは解決策は出せない。
だって「どうなるか」ばかりで「
どうするか」がないもの。
故に、ここが我々人間が許される領域ではないでしょうか。
(支援終了したけどブログを見て頂いている)
各位、
「ピンチはチャンス」なんてくだらない
精神論はいったん脇に置き「今を」考えましょう。
現状、後手後手が一番の悪手なのは重々承知しているはずです。
まずチームを守りと攻めの二つに分けます。
守りは現状維持、もちろん難しいでしょうが
これはトップダウン(理性)で対応可であって
KPIも容易に出せるでしょう。
問題なのは攻めです。想像力(感性)のない
社員(経営陣)では無理なので、こういった
火事場でクソ力を発揮する(であろう)社員を
ピックアップし忌憚なき会議を実施します。
これは早ければ早い方が良い。そこで出た
発言をストック⇔リストラ(却下)していきます。
当然今のリソースに紐付されないものは却下。
「○○が儲かってるから・・」という理由は
理性側であって採用する必要はありませんし
そもそもノウハウを蓄積する時間なんてない。
今の状況で可能な企画をストック、それぞれ
悲観値、標準値を出します。現状、楽観値は
算出できないので
見るべきは悲観値、
最終的なGOを出すのはあなたの役割です。
こういった危機的な状況において一番の悪手は
攻めるか守るかの二元論思考です。航海に
例えるなら大時化の際、船の浸水を防ぐか
目的地に向かうかを選択するなんてNG。
Whichever、仮に浸水を防いだとしても
船員の食料(資金)が枯渇すれば意味がなく
船に穴が開いたまま目的地に向かったとしても
途中で沈没してしまうでしょう。
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攻守一体。
村中みんなで大騒ぎ。
平常運転の際こういった波風は
正直「めんどくさい」の一言ですが、
今はそれが「企業の結束力」を表しているのではないでしょうか。