従来のフランチャイズは本部が作った
ものを一方通行で加盟店に与え、それを愚直に
守らせるだけのものでした。
自由度と言えば選択肢から選ぶことくらい。
レストランで例えるなら「A・B・C」という
メニューの中で「C」を選ぶか「A」を選ぶか
という権限しかなかったわけです。
そこでunreveはそのメニューに入ってない
Dという独自のやつも作れるようにしようよ、と。
つまり中央集権ではなく分散型を提案しています。
もちろん最初からうまくはいきません。
しかし上記のような風土になれば、逆に組織自体が
その状態を育むような構造になってくるわけですよ。
ちなみに当事務所はそんな自然な変化を具体的な
形式へ落とし込むため、いくつかのデザインコード(基準)を定義しています。
その基準には数字がありません、
(内容は秘密ですが)8つ定義してます。
アレグザンダー同様、それら基準が「その店らしさ」を描くわけです。
***
建物の様式美ではなくそこで働くスタッフが
楽しい、そしてお客も心地よいと言う「感覚」を
デザインすることが一番大事です。
数値基準でその店らしさを息づかせるって、
すごく難しい。というか限界があるんです。
一つ一つがバラバラなので現場の状況を
見ながら作っていかないといけない、
すごく難しい。というか限界があるんです。
一つ一つがバラバラなので現場の状況を
見ながら作っていかないといけない、
制度だけ導入しても何も生まれないでしょう。
もちろん数値は一定の空間を作る
役割があるけどそれだけじゃ十分じゃ
ないんですよね。だから妥協案ではない
「最適解」が必要なのです。
もちろん数値は一定の空間を作る
役割があるけどそれだけじゃ十分じゃ
ないんですよね。だから妥協案ではない
「最適解」が必要なのです。
「後記」
雲が雨を生み、雨が雲を生むように
環境が人を作り、人が環境を作っていく。
「お互い様」。
それは別に小難しい理屈ではなく、ごく
当たり前のことですよね。当事務所の構築する
FCもそんな「双方向(インタラクティブ)」を目指しています。
当たり前のことですよね。当事務所の構築する
FCもそんな「双方向(インタラクティブ)」を目指しています。