「月の引力が見える町」といわれる太良町には
海中鳥居があります。普段は海の中にある鳥居が
引き潮時にはずっと先まで歩けるんですね。
まるで「おいで」と言ってるみたい。
チビと一緒にお参りです。
太良はカキが旨い
西田幾多郎は海を´何か無限なものが
動いているようだ´と言ってますが多分に
繰り返される波のうねりの中に「それ」を
見出したのでしょう。それは二次元的な
波動ではなく時間軸を合わせた立体的な「螺旋」じゃないかしらん。
私はそれを弥栄モデルと考えました。
***
人も、社会も昨日と今日が同じであるとは
限らない。否、全く同じことが繰り返さた
時など一度もないでしょう。
ただ長い時間軸を俯瞰すれば同じような
事象が起こっている、と、そこがおもしろい。
まるで世界のあらゆるシステムにサイクルが
組み込まれているかのよう、常に流動・
変化していくその様に我々は都度、新鮮な驚きを感じるのです。
これから世界は(優しく)変わっていくでしょう。
寄せては返す波のように。