古事記の編集者だった稗田阿礼、
漢文が入る以前の日本語、古語によって
古事記は作られたと言います。
古来日本に文字はなく、
祝詞が口伝伝承だったのは
多分に文字の先にある音に本質が
あったのでしょうね。
お経に拍手、鈴の音などの音の波など
最小のエネルギーである音霊。あるモノに
名を与えるとそれが精神性を持つと言われる言霊、
最近流行りのスピリチュアルは
ちと自己解釈が強いけど、量子力学
では世界(物質)は波動(非物質)、
見えるものは見えないもので形成されてるのは大前提ですからね。
閑話休題。
言は音が産みだしてるのならば、
私たちに付けられた名前は
ある意味、自己形成の型かもしれません。
先天的な資質もあるでしょうが
人は名前のように成っていく、と。
名前の響きが、波動が、鳴り、成る。
ただ、そうなると同姓同名やら
海外の名前やらサザエさんやらは
どうなんじゃいと言われそうなので
今日はこのへんで失礼します笑。