2015/02/08

細部に宿る何か

飲食店は同じ立地で、同じ業態で

10年以上続いている確率は4%未満だと言われます。



しかし周りを見れば10年以上続いている店は意外と多く

「ホントに4%未満?」と言いたくもありますが、


実際の数を見ると・・・・うーん、納得してしまいます。

(下図はデータの一例)





毎月、約1000件程度が倒産してます。

つまり年間約1万件。

(ちなみに先月の倒産件数は951件)




倒産、廃業の理由は不況型倒産が多く、

販売不振、輸出不振、売掛金回収難、不良債権の累積、業界不振の総称です。



こうやって好きでもない統計を出すのには理由がありまして、

日本は1990年ごろから約20年ほど廃業率が開業率を上回る状況が続いてて、事業所、企業数共に減少してます。



起業希望者は100万人以上いるといわれますが、

潜在顧客の様なもので、実際は未知数です。




現状起業者は高齢化とならずに、少子化傾向なんですね。

10歳まで生きれる可能性が上記のように数%



これって家業、自営が主流だった昔の人が見たらビックリしますよね。

事業が継げないじゃないですか。



さて倒産の売掛金回収不能とか、不良債権とか、輸出不振とかは

外部問題なので何ともいえないけれど、



販売不振、業界不振は誰にでも可能性はあるわけで、

やはり売れてる所は売れてます。



じゃあ何で今の会社は長生きできないの?という疑問から

今回記事にしてみました。



個人的ですが企業という経済活動の軸や

起業という個人の活動がマネーだけの尺度で評価されていると言う事が一番の原因かもしれません。






だって独立にしろ、会社員にしろ、

本当に大事なの事は満足や幸福という数値化できない感情部分と思うんです。




業種業態が変わっても大体抱えている問題はこれとほぼ同じです。

ただ細部やニュアンスが違うだけ。



その細部を通り一辺倒のノウハウ型や

日本に馴染まない海外のマーケティング手法という型にはめるとどうなるか?



さらに現在の主流である成果主義や、

株主利益最大化の経営方針だとどうなるか?





僕は全然楽しくないですね。

入ったお金で楽しい思いができるかもしれないけど仕事自体が多分楽しくない。



以前会社は人と同じだと書いたのを思い出しました、

会社は内部(心)次第で変わるもんだって。



金だけが理由で好きでもない事ばっかりやってたり

友達(お客)ではなく親(株主)の事だけ考えるとどうでしょう?



過剰なストレス生活を続けているようなもんです。

成長する為に成長ホルモンとか投薬するようなもんです。




寿命が短くなる気がしませんか?




それだったら好きな事を好きなだけやった方が長生きしそうです。

無茶苦茶しろとかじゃなくってですよ。




それが独自性とか個性とかのきっかけで、

自社独自のビジネスモデルの一歩かもしれないですね。




あくまでも個人的な意見なので盲信なく、です(・ω・)b

ではでは。


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