2015/02/21

組織の栄養素



unreveは組織を有機体と捉えています。
よって生物学の哲学を取り入れてたり、
構造を身体的なメタファーで解釈しています。



それだけ、一つの組織と一人の人間は
類似する部分が多いのです。



例えば体重を自分でコントロールすることは
人間にとって最初の課題であり、基本中の基本ですが、
それは組織においても同じ事が言えるではないしょうか。



最近ソニーが分社化する方針を表明しましたが、
肥大化によって、身動きが取れなくなっているのかもしれません。




人も組織も肥満体国にならない為にも、
最適なバランスというもの考え方は必要です。




☞ ☞



今までの組織とは、太り続けることが
「成長」だと思っていたところがあります。



収益よりも売上だ、と。
これによって、前年比アップは正当化されるのですが、



はたして近代の組織とは、
本当に必要なものを摂取しているのでしょうか。



栄養のありそうなものを食べているようで、
実は不可欠なものを排除していたかもしれません。



さらに言えば、満腹であるにもかかわらず、
過剰に取ってしまってたのではないでしょうか。



現在、栄養不足による病気こそ減ったけれど、
栄養の取り過ぎによる病気が増えてきているように、



過剰というものは毒に転じるトリガーなのです。











人も組織もバランス良く栄養素を取る事で、
健康な身体を維持できます。



ちなみに人間にとっての五大栄養素は、炭水化物、たんぱく質、
脂質の三大栄養素にビタミン、ミネラルを合わせたものです。



関係ないような話みたいですが、
まあ、気にしないで進みましょう(笑)



まず炭水化物は、体内で吸収され、
エネルギーとして利用されるのですが、
摂りすぎてしまうと肥満の原因となるんですね。



たんぱく質や脂質も筋肉や血液、臓器などを
構成するので、エネルギー源として欠かせない成分なんですが、
これもまた摂りすぎてしまうと生活習慣病となってしまう、と。



そこで残りのビタミンとミネラルの
出番になってくるというわけです。



これらは、体の機能を維持、調節することで
他の栄養素の働きを助けています。



つまり、体というものは、様々成分が様々な働きをして
成り立っていて、これらどれもが欠けてはならないんですね。



車で例えるなら、エンジンとガソリンと、
オイルの関係だとも言えるでしょう。



学校でよく見るイラスト







これらは複雑に絡み合っていますので、
サプリのように、一日どれくらい摂取すれば良い、
という話ではありません。



つまり、栄養素の足し算は全体にはならないわけで、
いくら栄養価が満たされてても、サプリだけで
健康になるなんて、ありえないわけです。



体はいつも、我々に必要なものを呼びかけています。
それに注意深く、耳を傾けてみましょう。




長くなったので次回に続きます^^




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