逆境に強く、しなやかな組織って
経営者なら、誰もが望むものですよね。
多様性と一貫性を包括したFCビジネスモデル
「リゾーム派生式」は、有機的な組織形態です。
それは時代の変化に対応できる
ロバスト性を持った組織形態を表します。
ロバストネスまたはロバスト性とは、
ある系が応力や環境の変化といった
外乱の影響によって変化することを阻止する
内的な仕組み、または性質のこと。
ロバストネスを持つような設計をロバスト設計、
ロバストネスを最適化することをロバスト最適化という。
「頑強な」という意味の形容詞 "robust"
が語源であり、他に頑強性、強靭性、堅牢性、強さ、などと呼称されることもある
wikiより
危機感を煽るつもりはありませんが、
2020年問題まで、わずか6年、
この間に、どれだけ組織をロバスト化させれるか?
では皆さん、初めの一歩を踏み出してみましょう。
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さて、現在のような変化流動の激しい市場では
どんな業界でも、なくならない保証はありません。
やっているもの自体には永続性はなく、
時代とともに変化してしまう、この世界のルールとも言えます。
この概念は全ての業態に当てはまります。
ここだけは、努力ではどうすることもできないのです。
例えばデジタルの波によって
アナログである媒体はどんどん衰退しています。
カメラがデジカメになり、
さらにそれが、スマートフォン一つに集約されたように。
新聞がyahooニュースなどの媒体によって
意味をなさなくなっているように、
社会的インフラが変わることは
今や当たり前になっているのです。
seo業者だって、google次第ですしね。
最近では個別指導塾のトップ3に入る
「代々木ゼミナール」が7割閉鎖しています。
どれだけ、「個別指導塾」のビジネスに
特化したとしても、少子化には対応できないのです。
最近、塾を運営されている所から
お問い合わせや依頼を頂くのですが、
やはりこういった将来の不安を感じています。
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これは飲食業だとしても例外ではありません。
例えば、アンチエイジング効果があると言われる
「一日一食説」が仮に本当だとした場合、
全ての飲食店は壊滅的なダメージを受けますよね。
これは、いくら味に自信があっても変わりません。
また、デフレ市場を絶対化したビジネスモデルも
インフレになれば、崩壊してしまうでしょう。
そんなルールの変更は、ゆっくりしたものもあれば、
突発的なものもあります。
例えば以前、牛BSEが流行した時、
アメリカから牛肉を輸入していた吉野家は
最大の強みである仕入れができなくなりました。
当時、吉野家は高品質の「アメリカ牛肉」に
特化し、そこから競争力をつけていったのです。
「仕入れ先は1~2社」、つまり単品経営に近く、
「専門店の専門性を磨く事」によって
多様な選択肢を捨ててしまっていた、と。
「選択と集中」は、パフォーマンスこそ上がれど、
両刃的なものでもあります。
この例で言えば、オペレーションやビジネスモデルの
パフォーマンスが高いが故に、脆弱性が出てしまった。
ここが重要なポイントです。
サイコロの両面の合計のように、
一方のメリットには必ずデメリットが隠されている。
この概念を「トレードオフ」と言います。
ロバスト化において、これは常に頭に入れなくてはいけません。
F1カーのようにスピードに特化すれば、
車体は脆弱となり公道で走ることはできないように、
中央集権型にすれば管理しやすい分、
そこが機能しなくなったら全てがアウトになるように、
ある一点に集中する、ということは
それだけ不意打ちに弱いのです。
大事なのは不意打ちをされた場合に
「オルタナティブ」をどれだけ組織が持っているか、
さらに、それをスムーズに移行できるか、
これをリゾーム型は重視しています。
長くなったので次回に続きます。
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