2016/12/08

【初公開①】しなやかな組織を作る「5つのE」



ブログをご覧のみなさんこんにちわ。
office unreveの坂口です(゜-゜)ヨロシクドーゾ




さて、そろそろ繁忙期ということで、
経営者さんの多くは来年の動きを
決定されているかと思います。




課題や問題点は片付きましたか?
スッキリした気持ちで、この年末を迎えていきましょう♪




Are you ready? Let's go eager



今日はしなやかな組織について。




ご存じの通り、今は単純なロジックでは安定して
経営を続けることが難しい時代と言われてます。




ひと昔前ならそんなロジックでもノウハウでも
組織構造でも十分やっていけたのですが、
これだけ変化のスピードが目まぐるしい時代は
既存の構造では間に合わないのです。




例えばファックスDM、テレアポ、訪販の反応率。
一番分かりやすいのは新聞の折込チラシでしょう。



とある大手チェーンのとある地域で毎週
やってた折りこみチラシを一週間止め、
来店数を調べたんですが、ほぼ変わらなかったこともありました。



数年前の反応率がデータとして
まったくアテにならない広告宣伝の媒体は
たくさんあります。つまりロジカルシンキングの
マーケッターが頭を抱えてる時代だという事。



逆を言えば、感性的に思いついたことを
パパッと決定し、すぐ動けるしなやかな組織
求められているのです。



☞☞



そんなわけで当事務所では感性経営を
提唱しているんですが、どうも言葉だけが
独り歩きしている感があります。




経営には感性が必要だ!」とか、
これからは感性の時代、個性だ!」という声は
よく聞きますが口に出すだけで終わってるので
単なる抽象論になっているところが大半なんじゃないでしょうか。



ロジカルな人が感性の概念を知っても
今までの「組織体制」のまま感性を
当てはめてるので根幹が変わらないのです。



もちろん弥栄モデルでもお伝えしているように、
感性派生は理性によって完結しないといけません。
円環を閉じ、統合するには必ず「モデル」が必要です。




この「骨組み」を当事務所は
リゾーム(rhizome)と名付け、
そこから派生する自己組織化を
リゾーム派生組織と呼んでます。




二重らせんを発見したワトソンとクリック




ちなみにリゾームは解釈ではなくデッサンなので
正解(解釈)を知りたい方は既存のロジックをお勧めします。



当事務所のホームページより





本来は「組織を活かすために感性を」ではなく、
感性を活かすための組織構築を」にしないといけないということ。




そこで(繰り返しになるんですが)
新たに導入したり、今あるロジックを
改善する積み立てじゃなくて引き算式にする必要があるのです。




これが最初のセクションのリストラ。
リストラっていっても役職を片っ端から
クビにすることじゃありません(笑)
端的言えば不要なロジックや制度を撤廃し
「感性主導型」へ移行するということです。




例えば
・ペーパーワーク・紙媒体の排除
・定例会議を始め、慣習制度の見直し
・責任者の権限拡大(稟議や承認の縮小)
・形式マニュアルから暗黙知マニュアルへ
(習うより慣れさせ、馴れ馴れしくなったら教える)
・内向きになる人事評価の撤廃
・自然派生的なコミュニケーションが生まれる場作り
・日報ではなく即報ができる環境作り
・誰もが横断し、情報共有ができる部署のバリアフリー化。




これを実現するには潤滑油である「あいだ」、
つまり理念を繋ぐ間の役割の育成が必須です。




これが本当に必要な役職(中間管理職)であり
本来の人材育成だと、当事務所は考えてます(゜-゜)



と言うことで次回はその「あいだ」の役職に
必要な「5つのE」についてご紹介しましょう。




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