2011/12/13

稼ぎと務め

早いもので今年もあと半月となりました、
師走ですね(^▽^;)





さて、FC業界は現在、新しい時代に入っています。
第二世代型というべきFC本部が増えているのを肌で感じます。


第一次世代は欧米流、かの大手支援会社が作ったFCのように
(全てではありませんが)とにかく質より量。


短期集中と過大投資でドンドン開発。
現在FCは乱立し、スクラップ&ビルド、再編を繰り返しています。


そんな中、質の悪い本部は淘汰されたり
本部倒産しています、ネガティブな業界イメージも浸透しました。


「楽に儲かりますよ」と過激な煽り文句が
ネットを賑わしている風景は今も変わりません。


これは第一次世代のFC開発の限界を意味しています。



何回も書きますが、楽に儲かるFCなんてありません




FCとは成功の確率が高い業態の提案であり、
5年後の生存率70%というちゃんとした裏付けがあるのです。



それだけ覚えておいて下さいね^^


☞ ☞ ☞




さて、第二世代は量よりも質。
コストを抑え、地元に密着し長年続けれるような
コンテンツを持っています。



仕事に対する苦労もちゃんと伝え、
信頼を基軸とした関係性を重視するFC本部です。



今回ご支援しているスクルド&カンパニー様は
間違いなく第二世代。



また、現在の待機児童の問題を解決する事から
社会への貢献度も高い業態となっています。


☞ ☞ ☞


松岡正剛氏によれば、日本には「稼ぎ」と「務め」という、
ふたつの労働の観念があったといいます。



かつては「かせぎ」がたくさんあっても
一人前と認められませんでした。



もうひとつの「つとめ」はいくら稼いでいようと関係なく、
非営利的な側面を持ちます。



例えば堤防の決壊、火事、凶作、干害、死人が出た、
というとパッと出て行ってふんどし一丁で働く。


これが「つとめ」だそうです。


両方ができて、はじめて「おとな」として認められる。
そんな文化が日本にはあったのです。


松岡氏は人間を見る目、あるいは社会人を見る目が
「かせぎ」型になっているといいます。


売上高、経常利益、収益率といった
「かせぎ」のデータだけ出している。

これでは子供たちに労働の価値を伝えようとしても
なかなか伝える事ができません、


スクルド社のFCは、
「カセギとツトメ」を同時に兼ね備えています。


保育園のFCと聞くと、効率化や合理化をイメージしますが、
当然、そんな所が口コミで満員になる訳がありません。



自立型の教育である「モンテッソーリ」を取り入れ、
今まで保育園が手を付けていない「食育」にも積極的です。
FCのイベントで海で地引網を使って魚を取って、
その場で調理して食べた話を楽しそうに話しているのを見て、




ここは本当に子供の事を考えているんだなぁ、と
嬉しくなっちゃいました^^




てなわけで来年初頭、福岡で説明会を行います^^
場所は決まり次第、またアナウンスさせてもらいます♪