2011/06/06

チャーハン

料理を説明するのに
「コショウと塩を少々」とよく言われますけど、


それはどのぐらいなのか、や
何gか、ではありません。


「少しの間、中火で煮込む」や
「火加減を見ながら」も、そうですよね^^


結局のところ、美味しい料理を作る「加減」というのは
料理を何回も繰り返していくことで分かるもの。



「なんとなくこんな感じ」、
この「何となく」といった、ファジーな感覚が「体験科学」です。



料理本などの知識があれば、結果は分かります。
しかし、それと上記の加減を知ることは同じではないんですね。






チャーハン大好き



さて、我々コンサルは成果が出た
戦術を形式化し、クライアントへと提供します。


しかし、同じようにコピーした際、
全く成果を出せない人がいますし、



逆に同じ効果、もしくはさらに高い成果を出す人がいます。



知識(ノウハウ)が同じであるにもかかわらず、
両者にはには大きな「違い」が出ているのは明白です。


知っただけで満足してしまうのが我々人間ですが、
得た知識には経験(実践)が必要ですし、
さらに探究心や情熱などの在り方も大切です。


それは外因による偶発的に起きた成功ではなく、
内外要因を歯車のごとく回せる人のことであり、



さらに、それらを「無理なく」継続して続けられる人なのです。