2016/12/03

前提違いの成れの果て




大戦後、世界経済が金本位制から
仮想価値であるペーパーマネーを発行して以来、
今の経済は幻想の信用と価値によって
支えられていましたが、もう間もなく
その屋台骨が折れそうな予感(゜゜)




まあ、経済評論家のような予測ではなく、
いち素人の予感にすぎませんが(笑)
最近の動きを見るとなんとなく、そんな気がします。



オリガーキー




そういや去年廃止されたジンブバエドルは
自国の通貨価値が暴落した結果、
両替レートが一ドルに対し3京5000兆
ジンバブエドルになりましたね。
ヤフオクでは100兆ジンバブエドル紙幣が
売り出されたりしたので、知ってる方も多いでしょう。




(ざっくり書くと)
銀行に300000000000000ドル預金してる
ジンブバエの人が全額下ろして日本円に
交換すると「1円」貰えるって計算になります。




当初は米ドルよりも価値があったんですよね(゜゜)
というか、今の「価値」って何だろね。







見れば、ジンブバエでは最近
新紙幣が発行されたとのこと。



ただ、幻想から目が覚めた国民はインフレになっても
価値の落ちないガソリンなどを買ってるようですね。
新紙幣に対し、市民暴動も起こってます。



なるほど。国のシステムが崩壊しカオスになると
何より価値を持つのが「現物」であることがわかるんでしょう。



本質的な価値は「紙幣」にはない、と。





☞☞☞





この国では「好きなことをしていたら
お金が転がり込んできます」と戯言を
言う人が絶えませんが、そもそもの前提である
「紙幣」は幻想。豊かさの象徴でもなんでもない。




そんな幻想に踊る阿呆、それを見て真似する阿呆。
「一生お金に困らない○○」なんて、バカが言うセリフですよ。



お金に困らなくても生活が困ってたら元も子もないでしょう。













「後記」



今回はお金を例にしましたが、自分の属した
ものの前提を知らない人は、やがて堕落し
淘汰されると思ってます。



例えばマルチ商法の前提は奪い合いです。
それは現在の経済が奪い合いである金融や
資本主義から派生している以上、堕落するのは間違いないでしょう。



ちなみに宗教は魔術から発生したという説が
あるけれど実際は逆。宗教の墜落したものが魔術です。
(故に宗教もまた、墜落する傾向を持つ)



教育しかり、理念然り。
前提(志向性)って大事だすよ(゜゜)ホエホエ




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