2016/09/30

災い転じて、なんとやら。




弥栄、揺り戻しについて。








どんなものでも徹底すれば裏返しになってしまう。
なぜだか分からないが、絶対的だと信じているものほど
自然にクルリとひっくり返るものです。



例えば、再現性を持つ科学的な観念に
価値を見出したとしても、それを突き詰めれば
不確実性という闇が出迎えるように。





無神論も、徹底すれば徹底するほど、
唯一神信仰の裏返しにすぎぬ。 
無気力も、徹底すれば徹底するほど、情熱の裏返しにすぎぬ。




三島由紀夫の言葉に従うならば、
一つ価値があれば、必ずそれに反する
価値が一つある、と言えるでしょう。



楽しさと苦しさは背中合わせの紙一重。
安定とリスク然り、推進と後退然り。



まさに顛倒の真理、何の為に生きているか
分からんからこそ、我々はこうやって
生きているんでしょうね。



疑って疑って、それでも
直観として迫ってくるのなら、
どんなものでも否定せず、とことんやれば良いんです。




入口から入ろうが、出口から入ろうが
中の迷路は何も変わりゃしません(゜-゜)




2016/09/29

「これ以上、欲しくない」というニーズ



2013年にローレンス・サマーズが唱えた
「長期停滞論」、古くはマルクスやケインズも
同じことを言ってたみたいです(゜゜)




今日はそれについての考察でも。
あくまでも個人的な考えです。






テレビ、冷蔵庫、洗濯機、
カラーテレビ、クーラー、自動車、
デジカメ、DVDレコーダー、薄型大型テレビ。。。



時代と共に三種の神器は変わってますが、
今の時代、よほど劇的に性能が向上しなければ
新しく買い替えようと思いませんよね。



コモディティ化とは欲望の消滅。
ヒトはもう「お腹いっぱいの状態」なんです。



新しい「モノ」消費が見いだせない以上、
企業側が設備を増やしてまで作ろうとは思いません。
研究開発や設備にお金を使うことがなければ
従業員が増えることもないでしょう。



「スマホやゲーム産業があるじゃないか」と
思うでしょうが、これらの産業は今までの
経済成長の原理と異なってます。



ソフトウェアは製造業と違って設備投資や
たくさんの人手を必要としませんからね。
産業が発達し、そこからたくさんのサービスが
派生したとしても、限定された雇用しか生まれないのです。



雇用が増えなければ、当然消費も増えない。
少子高齢化によってさらに増えない。



だからスマホやインターネットによって
日常生活が劇的に変わったにも関わらず、
経済的には停滞しているわけでしょう。




企業の内部留保が批判されてますけど
逆を言えば自社株を買い、配当に回すしか
方法がないんじゃないかしらん。








こうして行き場を無くした富は
分配されることなく、集中されていき、
この国の貧富の差は最貧国レベルになってます。



ジニ係数は0・57、所得は減る一方。
国家はそんな歪な環境を無視して
さらに消費を増やそうとしていますね。



企業だって似たようなもの。
やれAIだ、IoTの時代だとテクノロジーを
歓迎していますが僕はそう思わない。



例えば人工知能が発達すれば、やがてロボットだけで
稼働する工場が作られるようになるでしょう。



しかし、そのロボットが作った製品を
購入するのは誰ですか?




安くできた服を着るのは誰?
自動運転する車に乗るのは誰?




消費するのは我々生身の人間です。
よって供給側の効率をいくら最大化しても、
需要側である我々に「買う意志」が失われれば、
テクノロジーの進歩など意味がないんです







ニーズが人間の「欲求」であると定義するならば、
今のニーズには「非購買欲求」だってあります。
断捨離だって、立派な欲求の一つですよ。



そうなるともう合理的な理性では解決できない。
「これ以上、無駄なものは欲しくない」という
ニーズに対応できるのは、ヒトの感性だけです。





2016/09/27





昨夏から話題になっている「しゃぶしゃぶ温野菜」の
ブラックバイト訴訟。



ざっと内容を説明すると、ここの加盟店が
バイトの大学生へ以下の行為を行ったわけです。



・4カ月(122日)連続勤務

・20万円以上の自腹購入

・包丁で刺される、首を絞められるなどの暴行



学生は運営企業を殺人未遂罪・暴行罪・
恐喝罪・脅迫罪で告訴状を提出し、
その口頭弁論が9月14日に開かれたんですが
そこでの言動がネットで波紋を呼んでますね(゜゜)



実際に暴行を行った店長も酷いけれど、
被告であるDWE JAPAN社長と代理人弁護士の
対応がさらに輪をかけて酷い。



例えば社長は突如、被害学生や彼の所属する
労働組合への「批判」を展開、


さらには裁判中であるにも関わらず傍聴席の
マスコミに向かって「店名を出さないように」と依頼したとのこと。



なるほど。
ブランドのイメージ・価値の低下は本部である
レインズ社にとって大きな「痛手」です。
無催告解除、場合によっては違約金も発生するでしょう。



一見それを恐れた「防衛反応」に見えますが
学生や労働組合を批判しているわけだ。



つまり「自分たちは間違ってない」と。
やれやれ、一体どんな思考回路だったらそうなるんでしょうか。



こんな経営者だったらもしかすると
暴行をした店長も追いつめられていたのかもしれませんね。
(まあ、それが理由にはならないけど)


☞☞



以前のマック然り、ワタミ・すき家然り。
飲食チェーンの労働環境は時代と
逆行している感があります。



もちろん全ての飲食チェーンがそうではありませんが、
効率化というものには限度があります。大事なのは
それが現場で通用するかという「負荷の検証・実証」でしょう。



大きくなると必ず作られる「経営効率推進室」。
ここで机上の空論が増産され、現場が苦しんで
いる話はよく聞きますが、効率化とは現場が作るもの。



それが本当の知恵であり、ノウハウってもんです。





つぶやきとか




先日、ハウスクリーニングFC大手の
おそうじ本舗がイギリス企業に買収されたとのこと(゜゜)
僕も独立する前はダスコン業界、
また、こちらの企業出身の人とはちょっとした
縁もありましたんで、ちょっと気になっちゃいました。



調べれば、買収先であるCVCは短期的に
企業株式を保有するヘッジファンドとは違って、
長期的に資本注入し、投資先企業の事業再編をやってるみたいですね。



フィナンシャルじゃなくてストラテジックなんだ。
で、社長は引き続き継続、と。



非上場だから株主の顔色伺わないで
経営できるのにね(゜゜)ナンダロ




現状では情報がないのでわかりませんが、
これからの動きに注目したいと思います。





「おまけ・な近況」




おかげさまで当ブログ
「日本流フランチャイズのすゝめ」は
「日本流」で検索すると毎回トップページ。
そのせいか、世界のあちこちからアクセスがあります。




しかし先日「日本流」で検索したところ、
トップページに出てこない。




おや(。´・ω・)?
2ページ目に落ちたか。






1ページ、2ページ、3.4.5…






6,7,8,9・・・・・







カチッ、カチカチッ(クリックの音)






ブログがない








で、小一時間したらトップページに登場。








不思議に思いつつ、ブログで記事を書いてたら
他の端末からログインされてます」メッセージが。









( ꒪⌓꒪)誰だ






おー怖。
そっこーでパスワード変えましたわ。








2016/09/26

近況とか




先日、恒例の千灯明に行ってきました(゜-゜)
※昨年のレポはこちら




まずは25日限定、よもぎ梅が枝餅を。
普通のも売ってるので、僕はいつも両方買ってます。




個人的にはよもぎが好き。




神楽は20時から始まるので、
それまでの間、スタバで時間つぶしです。







暗くなってきたので、本堂へ参拝へ。
周囲は自然の光(ろうそく)ってとこが良いですね。














20時になり、太鼓橋と心字池の周辺が
幻想的な景色になっていきます。







風が心地よい秋の夜に神楽を見ると
頭の中の雑音が消えていきますね。




☞☞





さてさて、来月は長崎でおくんち、
再来月は日田で天領祭です。




特に長崎くんちは全国の祭りを見ている
祭りのプロ(笑)が太鼓判を押すくらい、豪華絢爛なんですよ~。




食欲の、読書の、そして祭りの秋。



僕の一番テンションが上がる季節です(´▽`*)






2016/09/25

職人、な小噺





ラジオ番組のパーソナリティであり
随筆や作詞も手掛けていた故・永六輔さんの
著書に「大往生」という、ベストセラーがあるのですが、
一番書きたかったのは「職人」だったと、語っているようですね(゜゜)





今日はそんな「職人」な小噺でもしますか。











とある繁盛店が急に店を畳み、
移転することになった。



周囲の人はそれを見て
「もっといい場所に移るんだろうな」と
思っていた所、新しい店は裏通り。
規模も以前より小さいものだった。



不思議に思った人が尋ねたところ、
その理由は意外なものだった。



「大きくなりすぎて、目が行き届かなくなってきたからね」。



六輔氏はそれを聞いて、職人の価値観を
実践で生きている人だな、と脱帽したと言います。



もちろん、これは職人のような生き方が
正しいと言う意味ではありません。



現代の拡張・拡大の志向性は
疑う余地のない最優先の価値に見えるけど
先ほどの店主からすればそうじゃなかったのです。



自分が見れる範囲ではなくなったものを
世に出すことに納得できない。
その精神性に、氏は感銘を受けたんですね。



「職業に貴賤はないと思うけど、生き方には貴賤があるねぇ」



なるほど、その言葉の裏には
「卑しい人間にはなりなさんなよ」と言う
意味が込められているのではないでしょうか。









現代の表現者はネタ探しに忙しい。
あれはどうだ、これはどうかと常にアンテナを張り巡らしてます。



もちろん、その行為自体を楽しんでいる人は
良いでしょうが、大半が儲け話を探し回っているだけでしょう。



反面、職人的価値世界というものは
余計に儲けよう、広げようと言ったものではありません。



それは向上心がないのではなく、
そこまでの欲がない、卑しくないと言うこと。
目指すもの、優先するものは品位と高さなのです。



☞☞



海外からの観光客は日本の包丁を
お土産によく買っていきます。
海外の星付きレストランのシェフも来日すると、
包丁を何本も買い込み、本国に持ち帰るそうです。



それだけ日本の技術力は凄いんですね。
遡れば、それは日本刀に辿り着くでしょう。



江戸時代以前、つまり400年以上昔のものが
今なお残っている日本刀。それだけ保存技術が
優れていた証拠でもある、と。



そんな和鉄の製鉄法は未だ解明されず
最近になって現代のナノテクノロジーのような
高い技術が使われていたことも分かってきてます。



日本ほど、もの作りにこだわっている国はない。
輸入した技術であっても納得いくまで改善し、
やがてオリジナルを超えた技術を生み出すことができるのです。




そしてモノを使い捨てではなく
ずっと大事にしていこうと思う心や
無名に徹し、 黙々と生きることに抵抗のない心、



そんな美意識の志向性を持った人が
社会を影で支えているということを
我々は忘れてはいけませんね。





「後記」




氏は今のテレビがダメになったのは
タレントや製作者がいくつもかけ持ちする
「マルチ」になってしまったのが原因だと指摘したそうな。



ものづくりに関しては、かけ持ちは無理。
情熱を持って番組を作るのなら週に1回が限界だ、と。



カンニングの竹山さんはその話を聞いた時
「そんな時代じゃないよ、それじゃ食っていけないよ」と
思っていたようだけど、最近は「クリエイティブにものを
作っていくって、そういうことだと理解してきた」と答えていますね。



忙しい現代では受け入れにくい考えですが、
多分に、そういうことなのでしょう。




そんな「質的向上」の縦軸と量的拡大の横軸が
統合されたフランチャイズ・ビジネスモデルを
クライアントと共に作りたいなと思ってます。



それが全国に100ほどあれば、この業界のイメージが
大きく変わるんじゃないかなと(゜-゜)




2016/09/24

老いて賢者となるか、それとも老害となるか。




年を取れば良くも悪くも安定するもの、
年配者に頑固な人が多いのも頷けますね(゜゜)



それが芯の強さを持ったものなら良いでしょうが、
単に居心地の良さに安住してしまった結果、
柔軟性がなくなってしまっているだけだったりします。


ようするに、聞く耳を無くしてしまったわけだ。






筋トレだって柔軟体操だって、
体を動かしてるんだから、そりゃあ疲れます。



しかし、継続しないと次第に衰えてくる。
精神だって、組織だって、似たようなものです。



衰えればどうなるかと言えば、変化を嫌がる。
つまり「衰えた自分の都合」を優先してしまうということ。



反面教師、気をつけましょうね。
柔軟性を失ったものは硬くなり、枯れていくのですから。





驕れる者は久しからず





先日、意外なニュースが流れてましたね(゜゜)




電通がネット広告で不適切業務 
4年間で633件、2億3千万円 故意の虚偽報告も
(yahooニュースより)




オリンピック賄賂やパナマ文章でも
ほんの少し触れた程度なのに、今回は
新聞を始めあらゆるメディアで電通を
話題にしているなんてすげー珍しいなと思いきや、



指摘した広告主が
トヨタ自動車だと聞いて納得(笑)





バカだね~( ꒪⌓꒪)
小さい問題はもみ消せるだろうけど、
さすがにトヨタに喧嘩売っちゃダメでしょ。



☞☞☞



栄枯盛衰、驕れるもの久しからず。



これを機に電通にメスが入るかどうかは分かりませんが、
独占企業が辿る道なんて、いつの時代も変わらないもの。



「新しい体制に喰われる」か、
「内部崩壊するか」。そのどちらかでしょう。



以前記事にもしたように、現在は
大手メディアの影響力は下がる一方、
消費者から派生する口コミが強力な
影響力を持つようになってますよね。



しかも急速に。
つまり今のメディア業界は「内部崩壊(内部)」と
「新体制の転換(外部)」が同時に起こってるわけだ。




あっはっは、ダメだこりゃ。



☞☞



多分に、これからは一部の人間が
仕掛け、操るようなことはできないでしょうね。
自分が価値を感じたものにだけ、集まる気がします。



そしてその価値とは上記のような情報ではなく
フラットな「消費者同士」からの情報によるものでしょう。



例えば若者がTVや車や恋愛から
離れているから消費が起こらないと言われますが、
そうじゃなくて電通を始めとした大手メディアが
提案する消費(ライフ)スタイルから離れているのかもね。
(当たらずとも遠からずじゃないかしらん)



政治しかり、教育しかり、個人的には
本来の民主主義に戻りつつあると思ってます。





2016/09/23

土日祝限定か。。。。



「天ぷらひさご」さんにて
秋天丼となめこおろし蕎麦を。




鮭に牡蠣にキノコにサツマイモと、
秋の味覚が一つに詰まってますな。




大変、美味しゅうございました。








平日だから土日祝限定の
「大名天丼」を食べれず。
(普通、逆ですよね・・・)





東京に行くのはいつも平日。
昨日、無理してでも行っときゃよかった(。-_-。)





情熱の因子





今日は情熱について書こうと思いますが
そもそも論として、言葉が情熱を奪う
邪魔ものであるのは言うまでもありません(゜゜)



低俗な観念によって情熱を記号として
表現するとおかしくなるもの、



 よって今回は概念的に語ろうと思います。






さて情熱というものは端的に言えば
「入り込んでいる」、つまり身を預けている
状態のことだと思ってます。




ここで「入り込むとは何か?」や
「どうやって身を預けるのか」を説明すると
冒頭のような低俗な観念になってしまうので
あえて書きませんが、 何かに夢中になってる人は
そうなっていますね。




歌う人、踊る人、作る人。




彼らは情熱について自分にも他人にも
その感情を説明するようなことはない。
分析し、解釈するような つまらん立場にはいないのです。



故にだからこそ、そんな人を見ていると
思わず惹きつけられてしまいますね。



なるほど、
恋と同様、アタマでどうこうできるものじゃない。



なぜか「入り込み」、「落ちる」のでしょう。



☞☞



見れば、我々はこういったことを
日常よくやってます。



例えば誰かに言葉で説明しにくいこと、
言い表しにくいことを聞いてもらいたい時、
我々は熱心に語ろうとしませんか?



そこで上手く説明してやろうと思えば思うほど、
その熱意は失われませんか?



なぜなら熱意には直観もまた
含まれているから。




それが想像力や経験や整理総合的推論といった
理性によって「後で」解釈されていく。そうじゃないですか。



☞☞



直観と情熱があれば人は勝手に動き、
それに共感すれば人は自然に従い、それがなければ見向きもしない。 



それが我々の持つ、数少ない
普遍的な感性ってやつじゃないですかね。




だからこそ、FCにも熱が必要かな、と(゜-゜)



「後記」


余談ですが、ゲーテは他人に自己の思想を
語ることを恐れていたと言います。


人に語ることで、内部から沸き起こる意欲が
失われてしまうと。なるほど、思想の深化とは
自己との対話であって、他人ではありませんからね。



以前、作家もそうだと書いたのですが、
こういったものは我々にもあるんじゃないかしらん。



例えば人に悩みや愚痴を言えばスッキリします。
それは多分に、何かしらの「負のエネルギー」が
吐き出されたってことでしょう。



しかし、それは完全な負(マイナス)なのか。
純粋で、100%不要なものなのか。



もしかすると「正のエネルギー」も同時に
失われているのではないか。


2016/09/22

らうめん!



途中、小腹が空いたので
「せたが屋」さんへ。







こちらのお店、今年になって
吉野家ホールディングスが
買収したことで有名ですね(°_°)




牛丼一筋とラーメン一筋の合併、
果たしてどうなることやら。



ちなみになるほど!
な、お味でした。




いい店発見




一杯ひっかけようと
ふらっと立ち寄った居酒屋が
ヒット(^-^)🎵



ビール安い。
焼き鳥美味い。




さすがに九州みたいに
豚バラはなかったけど、肉質良いね。




看板メニューの生ハムに
なぜか日本酒を合わせてみた(笑)



ご馳走さま、結構なお味でした(^-^)




ちなみに渋谷の
「てけてけ」ってお店です。


2016/09/20

反抗期の思想





時代と共に価値観の大転換は起こるもの。
多分に常識や秩序はいずれ壊されるよう
脆弱な部分を内包しているのでしょう。


しかし、全部が全部壊れているかと言えば
そうではない。壊れているのは「知識(枝葉)」の部分です。



例えば、マルクスやエンゲルスが掲げた
社会主義というものはすでに終わったかに見えるけど、
実際は「知識としての社会主義思想」が終わっただけのこと。



つまり「知識」が新しい時代にそぐわない、
分析するには不十分な材料であると
言っているだけに過ぎない。



本来の「それ」は存在論による葛藤の経緯から
出来上がった思想体系であり、決してマル経のような
亜流とは違うものです。


プラトニズムしかり、
やがて新たな主義として復活するのです。





逆にその力がないものはいずれ終わりを迎え、
二度と復活することはない。



なぜならそれら思想は右往左往したわけでもなく、
混沌と虚無の海から何かを拾い上げたものではないから。


既存の影響下から生まれた、対抗自意識(思想)に過ぎないのです。



「アンチ」保守や、「アンチ」資本主義。
そんなもの、ただの「逆張り」でしょう。







身近なところで言えば自己抑圧に対する
自己表現や、不自由に対する「アンチ自由、解放」。



現在、そんなプチ・イデオロギーが溢れ、
「旧時代の常識なんてもう通用しない」と言ってますが、
そんな反抗期みたいな思想に力が宿ることはない。



本来の「それ」は外部からの抵抗ではないもの。
半ば強迫観念ように、自分を追い込まないもの。



端的に言えば「自然なもの」、個人的にそう思ってます。




台風を追いかけて



九州を抜けた台風を追いかけ
東京へ(。-_-。)



遅れてる便もちらほら。




とりあえず着いたら飯行こ
(°_°)ハラヘッタ








2016/09/19

支配しないと気が済まない病



自分の物質的な力に浮かれ、もはや自分の勢力の
十分なはけ口が自身の中にないと感じた、
どこかで屈従の身にあるものを助けたいと思う 
支配欲を潜ませた、あの干渉趣味。




フランス第18代大統領であり、ドゴール主義の
生みの親でもあるシャルル・ド・ゴールは、
アメリカ人の性癖をこう表しました。



実にくだらん理屈ですね。
結局「あたま」でやるから、おかしくなるわけだ。
(まあ、西欧人も似たようなものだけど)



自意識の衝突はひとつのドラマを
作るでしょうが行き尽く先は同じ場所、
「攻撃するか、逃げ出すか、くたびれるか」。



これは狩猟民族ならではの考えとも言えますね。
彼らは人間と家畜との間に絶対的な断絶があるように、
「わたしと○○」と、区別をしたがる習性があるのです。



そして「わたし」は常に一番でなくてはならない。



「有色人種」と「白人」は同じだと思わず、
残虐な行為を繰り返していたのも、
そんな優位性と支配欲からくるものでしょう。



それが「崇高な理念」によって正当化される、
これは今でもさほど変わってませんね。



西洋の根幹はバイキング、どれだけ他人からぶんどってくるか。




下手すれば恋愛だってそうなる可能性もありますね。
愛に盲目になり、溺れ、大火傷した経験がある人なら、
自意識がどこに向かうか分かるんじゃないかしらん。




まあ、恋愛はそれがあるから楽しいと言えるけど、
男女問わず「わたしが一番!」みたいな人と
関係性を作れるのは極端な「自己犠牲の人」くらいなもの。




支配しないと気が済まない病と、支配されて安心する病。
支配と被支配でちょうどニコイチ、±0。



ただ、それは同じ円環をぐるぐる回るだけ、
虚無的で退屈な人生になってしまうのは当然です。



そんな精神の頽廃から冒頭のような
「人助けという名の干渉」をするんですが、



なんとも悪趣味な救いじゃないですか。



我々は人生を自分のものにしてしまうと、
好奇心も恐怖もおどろきも喜びも忘れてしまう。


~三島由紀夫~






鯛茶漬け




会席料理の老舗で、鯛茶漬けが有名な
人気店「割烹よし田」さん。



そこが9月1日、ふぐ料理店「ふく田」を改装し
「割烹 よし田 はなれ」をオープンされたみたいですね。




右奥がよし田さん。









もう何年も行ってないので
「はなれ」に行ってみようかと思います(゜-゜)





☞☞




よし、その前に
家で鯛茶漬けを作るか( ー`дー´)キリッ
























がさごそ
























おー、こりゃ新鮮な鯛だ。











んで、秘伝のタレとダシを作って。。。。と











はい、鯛茶漬け!















何やってんだ、おれ(゜-゜)ネタ切れです。







2016/09/16

大人と子供




このところ他国の独裁政治が目立ってますね。
これで「あの人」まで大統領になったら、
日本は大きな子供たちと付き合わないといけない。




馬鹿でかい力とへ理屈を持った子供が
パンセよろしく「我が、我が!」と自分の都合を押し通す、
それに対し、誰も躾けることができないわけだ。



打算合理が身に付いた大人がやる共同体内の
自由ってやつは、常に力関係になるんですよね。



今日はそんなところから。。。










自意識による個人主義が究極的に
向かう先は「私の勝手でしょ」の世界、
個人的にそう思ってます。



゙良いじゃない、私の人生なんだから。
あなたの言いなりになるために生まれたわけじゃないじ




うん、確かに理屈で言えばそれは正解。




ただ、その理屈に従うならば
不倫やろうが援交しようが自分の勝手、



お父さんがギャンブルで破産しても、
家族が路頭に迷ったとしても、自分の勝手、
アタマ来て殺すのも個人の自由ってことだ。



そんなもの、多様と呼べるのか?
僕はそう思わないな。



そこで「いや、それは極端だろ」って言うのなら、
その加減を知らない人はどうするんだ、と。



どんなものでも一番怖いのは、そんな
間違った解釈や誤解であり、修正の効かぬ幼稚さでしょう。



☞☞☞



子供の単純な精神の危うさを大人たちは
純粋であると言いますが、子供にだって
子供らしくない部分はあります。



しかしその「子供らしくない部分」を除いてしまえば
同時に「子供らしさ」も存在することはできない。
我々がなぞり、真似することができるのは
その子供らしさだけでしょう。




故に「子供のように~」とか「自分らしく~」と
説明している時点で、すでに子供からも
自分からも一番遠い場所にいるんじゃないか、と。





☞☞☞



似非カウンセラーが教えるのは、
自分らしくと言う名の「0・100」ばっかり。



アクセルを前回で踏め、突っ込め。
道路に飛び出す猫になれ、と言ってる。




で、そこで必要なのが勇気だよ、と。
バカおっしゃい、そんなもの漫画の
ヒーローやヒロインと同様、子供を通じて
自分の理想や願望を反映しているだけに過ぎない。




それは蛮勇と言うんです。
みなさんも「恐怖を克服して」という言葉に
騙されないように。




2016/09/15

加点式だよ、一日は。





「今日は何もない日だったなあ」とか
「今日はダメな一日だったなあ」とか言われますが、
単純な僕の場合、一日を「加点方式」にしてるので
あまり「ダメな日」と言うのがありません(゜゜)




その加点の基準は
当たり前だけどなくなったら困るもの。



例えば「朝、元気に起きれた」だけで60点(笑)




タバコとコーヒーがあって「+20点」、
食欲があって「+30点」。




今ブログを書いてる時点でもう、
今日は100点を超えてるんです。







そこからあとはボーナス得点ですな。
美味しいものが食べれた、感動することがあった、
優しい人に会ったとかだと、一日の終わりが
2万点くらいになります(笑)




そこから小難しく考えたものを
ブログに書く(減点)があっても問題ない。




嫌なことがあったとしても、大体寝る時には
「今日は1万飛んで800点だったな」です。





☞☞




落ち込む時がない、悩む日がない自分を
作ろうとするから、苦しいんじゃないかな。




僕はそうなるのは無理、
だから減点じゃなくて、加点(゜-゜)
さんまさんみたいに「生きてるだけで丸儲け」には
なれませんけどね(笑)。



なるほど。
ふとした言葉からあの明るさの原点が分かる気がします。





2016/09/13

良いものは、広がる





「君の名は」が圧倒的な勢いで興行収入を
塗り替えているみたいですね(゜-゜)




邦画アニメとしてはスタジオジブリ作品に並ぶスケールのヒットだ。宮崎駿監督「風立ちぬ」(2013年)が公開9日時点で動員220万人、興行収入28億円だったことと比べても、遜色ないどころか上回っていることが分かる。


~yahooニュースより




すでに社会現象となりつつあるこの作品、
聞けば、昔の作品がレンタル屋で全て貸出中になり、
小説版も70万部を突破してるとのこと。



なるほど、作品の持つポテンシャルが評価され、
そこから「他の作品にまで派生した」んでしょう。



僕も今週末に見に行く予定です。









さて、調べればこの「君の名~」は大々的に
宣伝をしておらず、売り上げ目標も高く設定してなかったようです。



それが映画公開後、ネットを通じ一気に広がった、と。
嬉しい誤算とはこのことですね。



これを見て(僕は)
「今の時代、良いものは広がりやすいな」って
思いましたね。




仮に関係性を作ってファンを増やしたとしても、
提供するサービスや商品自体が残念であれば、
誰も買い(続け)ないし、口コミもないと思うんです。




マーケッターの人はよく
「こだわっても知らなければ存在しないのと同じ」と
言いますが、正直今の時代、そんな状態があるのかしらん。




どんな小さなお店だって食べログで書かれる時代、
存在しないようする方が難しい




だからこそ、内容が良ければ今回の様になるし、
逆に適当なことをやると口コミとネットの相乗効果で
マイナスの宣伝が拡散されるのではないか、と。



もちろん、広げることも大事だと思います。
情報を発信は必須なのは間違いない。




ただ、提供者が消費者をコントロールしようと
奇をてらっても、これだけ刺激が溢れている時代では
すぐに消費されてしまうのではないでしょうか。




過去動画「集めると集まるという力学」。





思わず紹介したくなるような「中身」を
追及するのは悪い事じゃない、
個人的にそう思ってます。





「後記」



今でこそ従来型のテレビや新聞を使った
誇大広告や煽り系は通用していますが、
やがて逆効果になるかもしれませんね。



なるほど。新聞はクライアント(広告主)の減少に加え、
購買者も一年で何十万部も減少しているとのこと。
多分に、僕くらいの世代になったら誰も買わなくなるんじゃないかな。




そんな情報が売れなくなってきた時代、
「どうにかして情報を売る」という「枝葉の維持」ではなく、
根幹にある「変わらないもの」をどう変化させるかでしょう。



変わらない理念と暖簾。
変わり続ける、事業・内容・顧客。




今からその「基盤」を作ってみませんか(゜-゜)





2016/09/12

経営の基礎を固めるフランチャイズ




フランチャイズの語源はもともと
フランスの国名の由来でもあるフランク、



それは解放された「自由民」を指し、
都市の自由権や免税などを象徴していたんですな(゜゜)
それがアメリカに伝わり、別の意味でも
使われるようになったんですね。



ちなみに当事務所が考えるフランチャイズは
語源である「フランク」に近いもの、
しっかりした基礎を身に付けてもらうことで
最終的には自由に、解放することが目的です。



僕の中での「チェーン」とは「拘束するため」ではなく、
逆に「今ある拘束を外すため」。



それが日本流、離。
守り、破り、離れる境地です。







独立した人のうち、1年未満で約30%の人が廃業。
そして3年未満で残りの約40%が廃業しているようです。



まあ、あくまでも統計データなんですが
それに従えば、開業して3年後には
10人中、7人が廃業しているって計算になりますね。



一番の原因は資金ショート。
家賃払えない、給料だせない、生活できない。。。etc。
リアルで現実的な問題です。



最近、自分を活かすことが前面に出てますし
僕自身、それは正しいとは思うんですが
上記のようなものは、自分を活かす、活かさない
以前の話ですよね。



この第一段階をとにかくクリアして初めて、
自分を活かしたり、好きなことができてくる。
僕はそう思ってます。




☞☞☞



起業は自動車の運転のようなもの、
教科書を丸暗記しても、いざ運転となると
頭に入れた知識はほとんど(全く)役に立ちません。



だからこそまずは「隣に先生をつけ」、
「安全な(しかし実際の道路を)走る」。
それを何年かして、ようやく運転に慣れてくるのでしょう。



当事務所が支援したFCは大半が契約期間を
3年と設定していますが、それは「基礎」を築くため、
これは相撲の世界は「3年後の稽古」とも言われてます。



今やっている稽古が本当に身に付き、
自分のものになるには3年かかるってこと、
言い方を変えれば「今やってること」が適当だと
3年後には何も身に付かないんですね(゜゜)ヒエー



他にも、「根まわし2年、水まき3年。
穴掘り3年、鋸5年、墨かけ8年、研ぎ一生」や
「石の上にも3年」など、この国には基礎の大事さを
教えている言葉がたくさんあります。



基礎を知ることで「手際」が掴めます。
際(きわ)とは二つの物が接する所であり、限り(はて)。
そんな「具合や程度」は科学・工学では体得できない暗黙知です。



つまり「基礎」はその後の全てに繋がる、と。
だからこそ、徹底して体に染みこませるのです。



くれぐれも間違った「基礎」を教える人には
ついていかないように(゜-゜)マネーの虎とか。




「後記」



てなわけで、当事務所は基礎を教えてくれる
先生方を募集してます。



詳しくは下記のリンクから(゜-゜)どぞ。







日本流フランチャイズ展開支援 office unreve 
言葉だけでは伝えられません、お気軽にお問い合わせ下さい!

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2016/09/11

ちゅーかさ、中華!






 でっつ‼(爆)( ´ ▽ ` )ノ  






てなわけで、
僕の好きなブログっぽく行っちゃいますよ乙。
(勝手にパクってすいません)





さて、たまには中華料理でも食べに行くか!!
つーことになり、美味しい中華が
食べられるお店「ハナチャイナ」さんに行ってきました。








お店の場所は、イオンモール福岡近くの
ヤマダ電機のすぐ隣なので分かりやすいですね。






ちなみにこちらのお店、ホテルニューオータニで
17年間在籍していたというオーナーシェフが作る
無化調の本格中華とのこと。




楽しみですね~。
今回は1人 6000円のコースにしましたよ(´▽`*)






🍜🍜🍜




先ずは前菜。
白菜の酢漬けに、ピータン、くらげ、
砂ズリ、蒸し鶏のネギ塩、エリンギ等々。。






ピータン苦手だったんですが、こちらのは
クセがないですね~。美味しく食べれました。






サラダに入ってる魚介はホタテ、エビ、イカですね。
どれも新鮮でプリプリしてましたよ♪








フカヒレと蟹がたくさん!
味付けもちょうど良い塩梅です(´艸`*)




お次はエビと野菜のXO醤炒め。
ロマネスコやパプリカ、エビやズッキーニ、
カリフラワーが入ってますね。







食感が良い!全然食べ飽きません。




和牛とエリンギ。
うーん、いちいち美味い(笑)





そしてコースの中で一番のお気に入りだったのが
こちらの黒チャーハン!



ボキャブラリーがないので
うまく言えないんですが(笑)とにかく味が深い。。。。(゜゜)ウメーナー








最後は杏仁豆腐のアイス乗せで終了です。





これと同じもん大観苑(オータニ内の中華)で食べたら
1.5~2倍くらいしますよね(^-^;






味よし、量良し、コスト良しの中華でした♪




ガラにもない、つぶやき。





ちょっとした相談からの記事。




直接言うのは恥ずかしいのでね。
ここで書かせてもらいます(゜゜)よと。









商売自体は目的じゃないし、ゴールでもない。



 学校に行くことが生きていく上で
「いち手段」であるように、やってるビジネスだって
単なる手段なんだ。




そう、だからもし、ビジネスの当たり前や
世間の常識ってやつが君にとって 苦しいものなら、
合わせる必要はない。



自分で自分を追い詰めないで欲しい。
それは学校へ行くことで生きずらさや
苦しさを感じる子が、無理に登校しているようなものだよ。



 ☞☞



我慢してやってるのは何のため?



親のため?社会のため?
生活のため?将来のため?


当たり前だけど自分の人生は全て君のもの、
自分のためにあるもの。



基準は君の感性、心の声。そうだろ。
そこに「わたし」がいるから、意味があるんだ。



算数じゃないんだから、答えはひとつじゃない。
いまいる場所のルールが生きにくいのなら作ればいい。



それは逃げ出してるわけじゃない。
むしろ逆で、すごい勇気のある行動なんだよ。



☞☞



鳥は空を飛び魚は水で暮らしてる。
土の中、森の中、多様な姿の生き物が
多様な居場所でそれぞれのペースで生きている。



命が輝くのはそんな自分の居場所を
見つけた時、僕はそう思ってる。




 だから君の命の居場所、作ろ。





2016/09/09

睡眠の秋




6年ほど使ってたベッドのスプリングが
悪くなったみたいなので、買い替えることにしました(゜゜)



小さい頃から親に「3年寝太郎」と呼ばれるほど
寝てばっかりだった僕、寝るのが好きなのは
今も変わりません(笑)




起業してからもそれは変わらず、
ぐっすり寝れるために枕とか布団とか
色々と変えてきたんですが、




やっぱり「ベッドごと」変えるのが一番大事ですな。





zzzzzz






一時期、ウオーターベッドに憧れてたんですが、
実際使ってる人の話をネットとかで見ていると
なんだかメンテが「メンドくさそう」。




てなわけで、今回はこちらのセミダブルを
注文してきました。






お値段以上、ニトリの「Nスリープ」!





上段が1.6mm、下段は1.8mmと上下2層にそれぞれ線径のちがうポケットコイルを配置。 上段コイルと下段コイルをどちらも交互配列にすることで、弾力性とサポート力が飛躍的に向上。 コイル数も増えて耐久性が増し、長く使えるマットレスです。 ソフトウレタンと60mmの羽根+低反発チップの組合わせが体をふんわり包みながら、やさしくサポートする極上の寝心地を実現。 横向き寝の場合も背骨がまっすぐに保たれ、柔らかさがありながらも隙間のできやすい腰部分を埋めるのでフィット感も抜群。 自然な姿勢が維持でき質の高い睡眠を得ることができます。


ニトリのホームページに書いてたやつ↑




実際に店舗で寝てみたんですが
まー寝心地のよろしいこと、よろしいこと(´▽`)




そんなホテルのような二層コイルの
マットレスに加え、




さらに体圧を分散させようと、ベッドフレームも
スプリングが入ってるやつにしましたよ!





これじゃないけど画像がなかった(色は一緒)





今月は引っ越しのシーズンのため
来るのは25日とのこと、





非常に待ち遠しい限りです。
早く来てくれないかな。






来たら暫くのあいだ、引きこもってしまうでしょう(笑)





馴れ馴れしくなく、よそよそしくなく。。。。





「適度な距離感」とは
「馴れ馴れしくなく、よそよそしくない」こと。
僕がクライアントさんと付き合う時、
特に注意している部分ですね(゜゜)




簡単に「ファンを、関係性を!」というけれど、
僕にって、これほど難しいものはない。



例えば仲良くしようとすると、つい友達のような
関係(慣れ合い)になってしまい、緊張感がなくなってしまう。



逆にビジネスライクだけの関係性であれば
お互いの本音が見えず、対話がうまくいかない、と。



見ればそのバランスが崩れた時に、
顧客とトラブルになってますね。



☞☞




慣れは加減を超えたら「馴れ馴れしい」、
相手の気を伺い過ぎれば「よそよそしい」。




この距離感に正解はない。
だからこそ、日々考える習慣が必要じゃないかしらん。



やがて、バーのマスターのように
付かず離れずの「あいだ」の位置で
振る舞えるようになる、それが品格ってやつかもね。



FCの本部と加盟店しかり。
そんな成熟した「あいだ」の概念をしっかり
覚えて欲しいなと思ってます。





愛はべったりすることじゃない。





てなわけで(?)
明日は福岡の店舗契約、
それが終わったら施工、来月には開店です。



思えば今月は全国で出店ラッシュ、
来週は大阪、再来週は東京に入ります(゜-゜)よと。



そういや今回の東京出張は2社だけ、
初めて余裕があるかも。
(いつも詰め込んでるもんな)




毎回、顧客先の食事を頂いてるけど
今回は食レポ、できるかな(笑)





2016/09/08

月収7桁の現実




ネットでよく「収入7桁達成!」とか聞くけど
月収7桁と月商7桁では意味が変わってきますね(゜゜)



例えば月商7桁(仮に100万)であれば、
年商は1200万ってこと。



サラリーマンからすれば「おお~月100万か」
ってなるけれど、あくまでそれは売り上げ。
利益じゃない。



実際はそこから色々差っ引かれるわけで、
仕入れにかかる費用や人件費はもちろんのこと、
所得税を払わないといけないし、1000万超えれば
消費税も該当します。



そこから国保、年金、住民税です。
(控除や経費によって変わりますけど)その総額がまースゴイ。


小売りや製造業であれば、その売り上げでは
台所事情はかなり苦しいでしょうね。



かといって裏技とかやっても税務署から
目を付けられたら一発でアウト(ネット商売は特に)。



立ち入られて帳尻がおかしかったら
過去3年分の追徴課税を容赦なくとられるから、
それだけで「バンザイ」するところだってあります。




バンザイ(自己破産)




あと予定納税ってやつを考えると実際使える額なんて
そこまでない。株とか買っても収入に入っちゃうから。



(超)ざっくり書くと、使えるお金は3分の1くらい。
年収3000万であっても、月100万程度じゃないかな。
(もちろん、業種によって変わりますけど)



知らない人が見ると「あれれ・・・」って感じだけど、
現実はそんなもんですよ。



☞☞



現在、セミナーとか経費がかからない商売で
年商7桁を達成している人はたくさんいるようですが、
その裏では数百万の税金を支払ってるはず。



高級マンションに住むのは事務所経費だろうけど、
旅行とか行きまくったり豪遊してたら税金が払えないし
貯金もすっからかんになるはずですよね。



それでも「7桁!」と成功者になったような
話をしている人って、なんか「嘘くさいよね」って話(゜゜)




「後記」



ちなみにフランチャイズの「加盟金」は収入、
純利益となりますので、いかに経費をかけるかがポイントですよ。




2016/09/07

10年先なんて。。。ね



この間、姪っ子と会ったんですが
高校受験の話をしていました。




甥っ子は来年中学と。
なるほど、大人しくなるわけだ。






って・・・・早すぎないか、早すぎないか( ꒪⌓꒪)キミタチ





この間まで「純にぃちゃ~ん」って
膝の上に乗っかってきてたじゃないか。
3人で奪い合ってたじゃないか。



知らない親戚が集まったときだって
避難所がわりだったじゃないか。




絵を教えたじゃない。
歌も一緒に歌ったじゃない。
親の代わりに運動会もやったじゃない。







・・・・・・( ꒪⌓꒪)ジャ・・・ナイ









(ノД`)・゜・。セツナー






自分の子だったら、泣いてまうわ





とまあ、ガキンチョたちの成長を見ると
月日の流れを特に感じるもんですね(゜-゜)



こないだ元旦の記事を書いたような気がしたけれど、
あれから9か月、36週、252日が過ぎているわけだ。



これが10年前だとそうでもないように感じるけど、
Wiiが出て、世間が「イナバウワー」とか言ってて、
ホリエモンが逮捕された時ってことでしょう(笑)



「気を抜いてたらあっという間に
チャンチャンコ(還暦)やで」と、
70近くの会長さんが言ってましたが、




どうやら嘘じゃなさそうですな(゜-゜)





☞☞☞




どんな金持ちでも有名人でも天才でも人生は儚いもの。
宇宙と繋がっても、悟ったとしても人生は有限です。




そんな限られた中、何をするか。
それと同時に、何をしないと決めるか。




金持ちになることを追い求めて終わるか、
宇宙と繋がって、変に悟って終わるか。



アトラクションだと体験を繰り返して終わるか、
遊びまわって夏休みのように終わるか。



その決着の付け方は人それぞれですが、
他人の歩む道は歩くもんじゃないですね。








僕はこの事業(日本流)をやることで
自分の一回性の中に「連続性」が生まれると
思ってます。




多分に僕は「継ぎ、繋げた」と言う
証が欲しいのかもしれませんね(゜-゜)みなさんはどうですか。





2016/09/06

全体(ワンネス)と部分(ポーション)。





ヘーゲルさんは、自由という目的(理念)は、
一般的抽象論であって、それだけでは
現実的ではないと言ってますね(゜゜)



理念が真に現実的なものとして成立するには
我々の持つ欲望や情熱からくる行為が加わらなければ
空論に過ぎない、と。



毎回、言葉を変えながら同じことを書いてますが
理念には個人が持つ主観的意志が必要だということです。



理念が全体(ワンネス)であるならば
我々の持つ個人的な意思は部分(ポーション)、



我々は、そんな裏と表の「あいだ」を生き、
その場所から問うのです。









現象世界が絶対精神としての自己であると
仮定するならば、理性は抽象的に対し、
感性は主観的意志だとヘーゲルは説きます。



むかし「愛が生活に負けたから」と
誰かが歌ってましたが、「愛」という言葉だけでは
抽象論なんですね。



「一生大事にするよ」と頭の中で描くのは容易い、
問題は現実的な生活でそれを実現できるか、否か。



理性が建物の設計図である反面、主観的意志は
柱や釘といった建築資材。そのどちらが欠けても
建造物は構築できませんが、実態は常に具体性を持ちます。




故に具体的である主観的意志(感性)が
引き起こす理想と現実との葛藤を、我々は
超えなくてはいけない。それはあらゆる場所に
存在する相互補完関係なのです。



図面に落とし込むには具体的な鉛筆という素材だって必要。




その素材は理性によって必然的に
制度として拘束を受けることになります。
場合によっては規制や法律が入ってくることもあるでしょう。
しかし、だからこそ現実的な「いち」フォームを持つのです。


☞☞


ヘーゲルは、そんな理念(理性的意志)と
情熱(主観的意志)を大きな絨毯に例えました。



理念が縦糸であれば情熱は横糸、
両者の中間にあって2つを具体的に統一する
働きがある、と。



ナポレオンしかり、スティーブジョブスしかり。
新しい時代の可能性をいち早く見出し、
世界を変えていく人は、一般的理念(理性的意志)に
個人的(利己的)目的が内在(統合)しているのでしょうね。




「後記」



ちなみにカントは、世界を叡智界(モノの世界)と
感性界(コト)の世界に分けました。



我々がもつ自我は理論的な営み(理性派生)
においては感性界に制約されている、
これを細かく書いているのが有名な「純粋理性批判」ですね(゜゜)



逆に、実践的な行為は叡智界の住人として
感性界に君臨します(実践理性批判)



理論や理性は感性(コト)の世界を
自然法則を使って把握するけれど、実践理性は
叡智界から自由に感性界に働きかけるもの、
そんな法則に支配された感性と自由である叡智界を
統一する役割となるのが判断力ということでしょう。



それもまた、多様の中にある統一された根拠、
「あいだ」を見出す力。