2015/02/08

フランチャイズの中空均衡、ジーとザーの間に②

中空均衡について、
今日は二回目です。





さて、戦時下の日本にせよ
ブレジネフ時代のソ連にせよ、


管理・監査機関をどれだけ強化しても、
規則違反者へのペナルティーを厳しくしても、
当然、一時的な効果しかなかった。

統制や計画管理という「制度」には
中間領域がないのだ。



そんな中間のない制度は、
部分が最大化してしまう可能性が高い。


例えば、医療機関を見てみよう。
現在の医療予算は約40兆、デタラメな数字である。




「過剰投薬」や「過剰検査」によって
医療費が増加しているのは明らかであるが、
原因が分かっていても、改善されることはない。



それはなぜか?現在の健康保険という
「制度」があるからだ。




これが居座っている限り、
投薬し、検査すればするほど、医療機関は儲かる。



さらに負担側である患者はほとんど損をしない。
支払う保険機構も予算が増え、組織は拡大できる。



医療機関と患者と保険機関、
どの部分もメリットがあるように見えるが、
そのしわ寄せは「全体」である国が負っているのだ。




これが「部分最善」を追及した結果、
「全体最悪」になっている典型的な例である。




上記を見れば、コストを最適に調整しながら、
全体の目的を果たす為の機関がない。




いくら大蔵省が厚生省に監視を求めても、
この制度がある限り、焼け石に水。



これは国だけでなく、企業。
ことさらフランチャイズにおいても同じことである。




長くなったので次回に続きます。


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