2015/02/26

継続はバランスなり



こんにちわ、坂口です。
アメブロからこのブログへ引っ越して
3週間くらい経ちましたが、みなさま今後とも宜しくお願いしますね^^



思えば起業してからブログを書きだして
もうすぐ5年目になります。



結婚でも起業でも学びでも何でもそうですが、
「継続は力なり」ってホントにそう、
一つのことを続けることが一番難しいですよね。




これからの企業の存続には
イノベーションが必要だと謳われてますが、
それも結局は「継続する為」にやっているわけでしょう。



なぜ継続が難しいか、
今回はそれをテーマにしてみましょう。









さて、世界を支配する法則に
熱力学(エントロピー)の増大というものがあります。



通俗的に言えば、あらゆるものは自然派生的に秩序から
無秩序の方向に進んでいく、というものです。



例えば掃除した部屋は、そのまま自然に任せておくと、  
だんだんとホコリがたまり、散らかってしまうように、



だんだんと秩序は無秩序へと向かっているんですね。



ある日突然、部屋が勝手に整理されて
綺麗になってたなんて、お母さんのしわざ以外、ありえないわけです(笑)







ただ、それは「閉鎖系」においての法則であり、
我々人間は 「閉じた系」ではないとお伝えしました。



組織も同様、エントロピーの法則は、成り立たないのですが、
どうも近代は組織を「閉じた系」にしてしまう傾向があります。



よく組織の腐敗化とか形骸化とか言われますが、
これってまさに、秩序がなくなっている状態でしょう。




そこで「持続的存続」という課題に対して、
弥栄、常若の概念を取り入れています。



それは近代の合理的・論理的構築に対する
アンチテーゼでもあるんですね。




(誤解する人がいるので書いておきますが)
それは「昔のような経済環境へ」という
復古論を主張しているわけではありません。



そもそも現代の我々には、昔の生活に
戻る体力も精神もありませんしね。




つまり、我々は意識的に秩序を維持しながら、
意識的に不要な秩序を壊さないといけない。




そうなると「どこを壊し、どこを守るか」って話になります。



ここで出てくるのが、加減の定義です。
継続とはバランス(調和)の中にある、と。



☞ ☞



ちなみに「5s」の「躾(しくみ)」は秩序を維持する為の
最小限の法だと捉えています。



相手から「綺麗にしなさい!」と言われるのではなく、
自分が「汚いのは嫌!」と思えること、これがゴールです。




組織風土もそんな小さなことの
繰り返しによって形成されるのではないでしょうか。





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