こんばんわ、坂口です(゜゜)
寒い週末となりそうですが、いかがお過ごしでしょうか。
さて、この間仕事関係で長崎に行ってきた際、
長崎市近くにある「平和公園」に立ち寄ってきました。
小学生の修学旅行の時に初めて見た時は
大きく感じたんですが、改めて見てびっくり。
ずいぶんと小さかったですね。
それとは逆に、今だからこそ
感じるものもありましたな。
行ったのが夜中だったんでwikiから拝借
さて、この記念像を制作したのは彫刻家の
北村西望氏、日本を代表する芸術家ですね。
以前書いた平櫛田中氏同様、
102歳まで創作意欲が衰えませんでした。
そんな北村氏、百歳の記念の際に
お寺の聖観音像の台座にこう書き記したと言います。
「たゆまざる 歩み恐ろし カタツムリ」
北村氏は平和記念像が完成するある晩のこと、
像の足元に一匹のカタツムリがいることに気づきます。
そして翌朝、もう一度像の前に行ったら
なんとそのカタツムリは像のてっぺんまで登っていたのです。
北村氏はこのカタツムリの持続力に感動したことから、
上記の句が生まれたんですね。
「良い仕事をするには長生きするしかない」。
それが氏の口癖だったのも、そういった「継続」が
力であることを知っていたのでしょう。
もちろん、単に同じことを繰り返すのでは向上がない。
故に、永遠の高みへ続くための「問い」が必要です。
その問いの出どころ、派生元こそ「情熱」であり、
それを維持できる人が「才能がある人」と呼ばれているんですね。
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世間は結果が出せない人やノロマな人を
よく馬鹿にします。
「そんな無駄なことやっても無駄」
「最短、最速こそ価値だ」
「勝てば官軍、結果をすぐ出せ」
そんな他人との比較でしか満足できない
ウサギさんは放っておけばいいんです。
今の教育現場も同じことが言えます。
手っ取り早く「正解」に辿り着くような
要領ばかり教えていますが、
それでは試行錯誤を「恐れる」ようになる。
本来の成功はいかに「錯誤」をたくさんするかでしょう。
コンサルの手段があっという間に
通用しなくなってしまう現在、大事なのは2つ。
それが「継続の力」を養うことと
「失敗の経験値」を増やすことです。
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