2015/12/04

ポイントは「変わらない情熱で継続できるか」





こんばんわ、坂口です(゜゜)
寒い週末となりそうですが、いかがお過ごしでしょうか。




さて、この間仕事関係で長崎に行ってきた際、
長崎市近くにある「平和公園」に立ち寄ってきました。



小学生の修学旅行の時に初めて見た時は
大きく感じたんですが、改めて見てびっくり。
ずいぶんと小さかったですね。




それとは逆に、今だからこそ
感じるものもありましたな。




行ったのが夜中だったんでwikiから拝借




さて、この記念像を制作したのは彫刻家の
北村西望氏、日本を代表する芸術家ですね。



以前書いた平櫛田中氏同様、
102歳まで創作意欲が衰えませんでした。



そんな北村氏、百歳の記念の際に
お寺の聖観音像の台座にこう書き記したと言います。




「たゆまざる 歩み恐ろし カタツムリ」





北村氏は平和記念像が完成するある晩のこと、
像の足元に一匹のカタツムリがいることに気づきます。



そして翌朝、もう一度像の前に行ったら
なんとそのカタツムリは像のてっぺんまで登っていたのです。



北村氏はこのカタツムリの持続力に感動したことから、
上記の句が生まれたんですね。










「良い仕事をするには長生きするしかない」。



それが氏の口癖だったのも、そういった「継続」が
力であることを知っていたのでしょう。



もちろん、単に同じことを繰り返すのでは向上がない。
故に、永遠の高みへ続くための「問い」が必要です。



その問いの出どころ、派生元こそ「情熱」であり、
それを維持できる人が「才能がある人」と呼ばれているんですね。







世間は結果が出せない人やノロマな人を
よく馬鹿にします。



「そんな無駄なことやっても無駄」


「最短、最速こそ価値だ」


「勝てば官軍、結果をすぐ出せ」




そんな他人との比較でしか満足できない
ウサギさんは放っておけばいいんです。



今の教育現場も同じことが言えます。
手っ取り早く「正解」に辿り着くような
要領ばかり教えていますが、



それでは試行錯誤を「恐れる」ようになる。
本来の成功はいかに「錯誤」をたくさんするかでしょう。



コンサルの手段があっという間に
通用しなくなってしまう現在、大事なのは2つ。



それが「継続の力」を養うことと
「失敗の経験値」を増やすことです。





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