頭の中にある設計書通りに
物事を最短最速で達成することを
現代は「成功」と言いますね。
あるべき姿に一秒でも早く
近づくことが価値である、と。
そう信じて疑わないのでしょう。
しかしそのあるべき姿ってやつの
ハードルが高い場合大変ですね。
これが相手に押し付けられたとなると、もっとキツい。
例えば従順で素直、学歴優秀な
100点満点をあるべき姿だと思う親は
子供の一挙一動に対し減点していくでしょう。
「最近の若い者は・・・」というお爺さんと一緒ですわ。
いやいや、今の若い世代は
あんたらのツケとケツを拭くために
生まれたわけじゃないんだよ、ってね。
(余計なお節介ですが)
みなさんは優しいからつい、他人の
求めるようなイメージになろうと一生懸命
頑張ってしまい他人に引っ張られているような気がします。
煎じ詰めれば「○○のために早く理想の状態になろう!」と。
でも、その考え方の前提は曲者です。
なぜなら、そういう精神態度になると
回り道を無駄なことだと決めつけてしまいますからね。
そんなショートカットというのは
遊びのないハンドルにしてるだけ。
100点満点取った、という結果だけが欲しい人なら話は別でしょうが。
✍✍
禍福は糾える縄の如し、人間万事 塞翁が馬。
進む過程の成否など誰にも分かりません。
例えばレオナルドダヴィンチなんて
絵画から彫刻、建築に音楽。さらには
解剖学や植物学などなんでも興味を持ちました。
最短最速から一番遠いことやってたんです。
しかし解剖学で成果があったのは、
工学的だったから。つまり工学を
学んでいたから成果を得たんです。
絵画や彫刻があれだけ精密なのもそう、
光の描き方だって物理(光学)に
寄り道したおかげで劇的に変わった、と。
スティーブジョブズも大学を中退し、
食事にも困る生活をしてたけど、
その大学で学んだカリグラフィーが
アップルフォントの基礎になってますよね。
さて、彼らの寄り道は無駄だったでしょうか。
有名人だけでなく似たような話は
沢山あるってことは、回り道が
行き止まりではなく必ずどこかで
繋がってる証拠ってことでしょう。
そんな整備されていないケモノ道を
歩くことで、自分の皮膚感覚は磨かれる、
それが地道であって自道です。
迷わず行けよ、行けばわかるさ。
✍✍
禍福は糾える縄の如し、人間万事 塞翁が馬。
進む過程の成否など誰にも分かりません。
例えばレオナルドダヴィンチなんて
絵画から彫刻、建築に音楽。さらには
解剖学や植物学などなんでも興味を持ちました。
最短最速から一番遠いことやってたんです。
しかし解剖学で成果があったのは、
工学的だったから。つまり工学を
学んでいたから成果を得たんです。
絵画や彫刻があれだけ精密なのもそう、
光の描き方だって物理(光学)に
寄り道したおかげで劇的に変わった、と。
スティーブジョブズも大学を中退し、
食事にも困る生活をしてたけど、
その大学で学んだカリグラフィーが
アップルフォントの基礎になってますよね。
さて、彼らの寄り道は無駄だったでしょうか。
有名人だけでなく似たような話は
沢山あるってことは、回り道が
行き止まりではなく必ずどこかで
繋がってる証拠ってことでしょう。
そんな整備されていないケモノ道を
歩くことで、自分の皮膚感覚は磨かれる、
それが地道であって自道です。
迷わず行けよ、行けばわかるさ。
猪木さんって、サラッと深いこと言いますね(゜-゜)
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