「うわ~、どうしたの?この野菜」
「これか?知り合いの
有機農家からもらったやつだ」
「美味しそう♪」
「実際美味いぞ。ちなみに農家の人達は
自分たちが食べる分は有機野菜を作ってる」
「ウソ!?」
「知らなかったのか?市場に
出回ってる野菜は基本、農家の人は食べない」
「・・・・・・」
「まあ、確かにショックだな。ちなみに
有機農家って全体の0.4パーセントだって知ってるか?」
「そんなに少ないの?」
「農業統計で見るとそれくらいだな」
「・・・・だけど実際は大半が自家用で作ってる・・・・」
「そう、これが農家の本音ってやつだな。
うん、こりゃ確かに美味い(モグモグ)」
「・・・・・・」
「(モグモグ)今日はそれについて対話してみるか」
「0.4%は国で扱うようなものじゃない。
つまり売れない、って判断してしまいがちだが
実際の数なんてアテにならないってことだ」
「都合が悪いってことだね」
「そう、例えば安倍政権は円安シナリオだ。
円安だと輸出企業が良くなり国家が
成長すると言ってる」
「うん」
「しかし輸出企業はGDPで見ると1割3分。」
株価だってそう、株やってる6割は外国人だ」
「半分以上が関係ないね」
「それをさも国家の成長原理だと
言ってるのが、なんとかミクスだ」
「わざと知らないフリして(笑)」
「メディアはここをよく間違える。
否、意図的に変えてる」
「あー、世論操作。
トランプの件でばれちゃったね」
「今も懲りずにやってるな。
つまりあいつらは国民の意見を
みんな同じにしたいってことだ」
「一億層活躍とか」
「グローバリズムもそう、
世界をフラット、同じにしたい」
「同じ。。。」
「あいつらは何でも同じにするのが
高尚な考えで、それが進歩だと思ってるんだよ」
「進歩じゃないよね」
「もちろん。そもそもこの「同じ」という
状態を考えるのは人間だけだ」
「人間だけ。。。」
「例えば紙幣を作ったのも人間に
等価交換っていう考えがあったからだ」
「あーね。お金と品物の等価交換」
「ただ猫に小判よろしく、等価なんて
人間の頭の中にある幻想に過ぎない」
「猫に小判の価値なんてわからないもんね(笑)」
「どんなものでもいちいち違う。
それって当たり前のことだろ」
「僕と君は違うけどそれを「人」として
一緒にするな、ってことだ」
「おかしな話だよ。もし同じ「わたし」なんていたら
オカルトになってしまうじゃないか」
「ドッペルゲンガー(笑)、昔流行ったね」
「そんなオカルトを真面目に考えるのが
意識、理性の働きだってこと」
「意識って、イコールを志向するんだね」
「そう。まさに数学基礎であるa=b、
当たり前のように感じるけど、
それってかなりこじつけなんだよな」
「どゆこと?」
「だってaとbが一緒なら、
bという文字はいらないわけだろ」
「あ・・・・・・・」
「リンゴとミカンを「果物」にすると
ミカンやナシ、イチゴの名前が消えてしまう。
まさにa=bの原理」
「・・・・・イコールって、違いを消しちゃうね」
「今までの教育はそんな違いを
即座に無視して同じにしてたわけだ」
「即座に・・・」
「平等なんてまさにそうだろ。
一見美辞麗句、しかし本来は平等なんてない」
「自然の前提は「全て違う」だもんね」
「それが自然の本来だよ。
これを遡れば八百万の神になる」
「今は一神教が前提になってるんだね」
「その前提は違いまっせ、ってのが
このブログの管理人が言ってることみたいだな」
☞
「頭は同じを求め、感性は違いを求めるか・・・」
「音楽を頭で聞くと逃げてしまう。
感じるってのは、そういった
実際に起こってる流れを知ることだってさ」
「へー。
さすが
「?なんだって?」
「・・・・・・編集入ったみたい」
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