2015/12/02

水木しげるさんの幸福論




漫画家の水木しげるさんが死去されましたね。
手塚治虫氏と並び、日本を代表する漫画家でした。



ネットで知ったんですが、享年93歳だったとか。



漫画家は睡眠時間を削って書くイメージだったんですが、
水木氏は睡眠と食を大事にしていたようですね(´-`*)オナジ








さて、(これまたネットで知ったんですが)
水木しげる氏は「幸福の7か条」というものを
自分なりに実践しているようです。




「現世は地獄だ、特に現代の日本は」
氏はあるインタビューで、そう言ってたようです(゜゜)



「だけど僕は幸福すぎるほど幸福だから
日本人に幸福を輸出してやりたいよ」ということから、
この7か条を書いたのでしょう。



見ててすごく共感しちゃいましたので
ちょっとご紹介しますね。




第一条
「成功や栄誉や勝ち負けを目的に、ことを行ってはならない」



第二条
「しないでいられないことをし続けなさい」



第三条
「他人との比較ではない、あくまで自分の楽しさを追及すべし」



第四条
「好きの力を信じる」



第五条
「才能と収入は別、努力は人を裏切ると心得よ」



第六条
「怠け者になりなさい」



第七条
「目に見えない世界を信じる」







うん、僕は間違ってない(笑)
読者の中にも頷くかたは多いのでは。




出世や地位名誉など、世俗的な欲求を捨て、
食や睡眠という原初的な自己の幸福を
素直に楽しむことで、



自ずから幸福は生まれてくるのかもしれませんね。




戦争を始め、様々な苦労を体験した
水木氏だからこそ、この言葉には重みがあります。




ありがとうございます。
安らかにお眠りください(´-`*)




2 件のコメント:

  1. 努力は人を裏切ると心得よ

    う〜ん、含蓄の深いお言葉だ……


    訃報を惜しみつつ、あまり悲しい気分にはならないのは
    彼の独特な世界観ゆえでしょうか。

    返信削除
    返信
    1. おはようございます(´▽`)


      多分、努力の定義が違うんでしょうね。
      「努力すれば絶対手に入る」という、
      意図ありきの頑張りを否定しているのかも。


      ≫訃報を惜しみつつ、あまり悲しい気分にはならないのは
      彼の独特な世界観ゆえでしょうか。


      わかるー。
      ただ、この心境はちょっと説明できませんね(゜゜)

      削除