2015/04/14

ホンネとタテマエ



僕がブログを始めたのは5年前、
アメブロからスタートでした。



当初はアクセス数アップとか、読者数アップなど、
一応の願望はありましたが、



それを完全に遮断し、ブログの目的を
「自分の考えをまとめておくもの」にしたわけです。



そして、この「自分の考え」というものは
「タテマエ」ではなく「ホンネ」の考えを書こう、と。




他のソーシャルは「ホンネ」を書けない。
つい、気を使ってしまうんですな。




なぜそこまで「ホンネ」にこだわるか。
今日はそんな所から。。。。








経験上、ホンネの抑圧によって
組織の内部はどんどん分かりにくいものになります。



一見矛盾してますが、タテマエのその美しさ、
その「分かりやすさ」こそ、その原因でしょう。



それが組織に流通し、虚偽意識が
組織の常識やイデオロギーになってる所を
いくつか知ってますが、



理念が強制的なモチベーションアップに利用され、
その反動で鬱に近い状態になってる人もいます。




そんなタテマエ論の弊害は誰もが
「薄々」分かっているけれど、



誰もが自分の本心を語れない、
これってものすごく不健康だと思うんです。



☞ ☞



美辞麗句で褒め合うのは
実に容易いものです、



けれど、いったんそれを否定し、「ホンネ」という
意識(無意識)下の私利私欲は表に出さなくては
真に理解することができない。



なぜなら「ホンネ」とは、個人的でありながら、
自己内面では真理を現しているのですから。




タテマエは簡単にホンネに屈してしまう。




組織の理念が共有できない
最大の理由がここにあります。



☞ ☞



もっと腹を割って話せる場は
ビジネスだけに限らず必要ではないでしょうか。



言葉が単なる道具となってしまうのは
とても不幸なこと。



口ではああ言ったけれど、
本当はそうは思っていない。


 
つまり言葉と自分が
一致していないわけでしょう。



だから本当の自分はどこにいるのかを、
人はあちこち探し求めるハメになる。




自分の口から出る言葉を
もっと大事にしたいですね。





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