2017/03/03

むすんで、ひらいて



人材不足に悩む企業さんが
非常に増えてきましたね。うちの
クライアントさんも半数が不足してます。


人口動態データによると生産年齢、つまり
15歳~65歳が毎年約100万人も減っているとのこと。


そりゃどこも不足しますわな(゜゜)
団塊世代のピークも過ぎたのである程度
減少スピードは緩やかになるでしょうが
これでは高齢者や外国人を活用と言っても限界があります。
(つか活用って言葉、嫌い)


労働生産性だってそうでしょう。
そんな背景から当事務所では従来より
少ない人数でやれる最適な組織運営を提唱しています。



それが少数精鋭の多店舗展開。
(手前味噌ですが)今後はこのスタイルが
主流になってくる気がしますね。


✍✍✍


そこで大切なのが対話であり場、
繰り返しお伝えしている「暗黙知」です。


例えば直営とFCでは伝え方は全く違います。
直営店なら「今回この方向で決定したので
こうやってくれ」と上司が言えば、よほどの事が
ない限り案件は通るでしょう。


反面、FCになるとそうはいきません。
加盟店は納得し、理解しないと前に進まないのです。


決定事項だけでなくアドバイスでもそう。
意見も聞かず、指示命令しても面従腹背の
関係になるのは言うまでもありません。


そもそもアドバイスなんて9割が
「苦痛」ですからね。お互いの原石を
衝突させてるんですから当たり前の話です。


しかし、それによって磨かれる、と。
だから「まず」信頼関係が先。
普段からオーナーらとオープンに接し、
基盤を作ることで初めて「耳の痛い事」が言えるのです。



「ただ自分の意見を通したい」のか、
それとも「本当に自分のことを思ってるのか」。
信頼関係を結んでいるなら本意が伝わってくるもの。


理屈で説得しても人は動きません。
「あたま」で話してる以上、「こころ」に響かないのです。




「むすんで、ひらいて」の童謡は
「結ぶ」と「結ばない」を繰り返し
歌ってる歌じゃない気がします。


それだと「むすんで、ほどいて」ですからね。
きっと、結んでいるからこそ、開けるんですよ。



「おまけ」

「結んで開いて」の童謡、実は
ジャン=ジャック・ルソーが作曲してるんですよ(゜゜)イガイ・・・




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