日経と読売がパンク状態のヤマト運輸の件で
きめ細かで質の高い日本流サービスは限界か?と
書いてますが、「逆じゃね?」と思ってる僕です(゜゜)
本来は「過剰な西洋式サービスは限界か?」
これが正しい。そもそも頼んだ商品が次の日に
無料で届くなんてことがおかしいわけで、
さらにそのおかしなことが当たり前になっている
前提が問題なんですよね。
来月から時間帯指定サービスが一部変更
されるようなので(とりあえず)良かったな、と。
今日はそんなところから。。。。
さて、ネットショップを選ぶ際の必須条件は
「送料が安いこと」が約7割で「価格の安さ」
よりも需要があるとのこと。
つまり無料配送は市場(顧客)の需要を
満たしていると言えるわけだけど、それって
日本流の「三方よし」の精神じゃありませんな。
行き過ぎたサービスはwin・winなんかじゃない。
一部の人だけが儲かって他は苦しむ
「win・lose・lose・・・・」です。
最近の下請けなんてそうでしょ。
今回の件だってそう。
しかもAmazon米国ではすでに
自社配送を検討しているわけで、
この国もやがてそうなるのは明らかです。
つまり現在、Amazon日本進出の準備を
こちらが肩代わりしているということ。
インフラが出来たら当然取引は終了です。
冷酷とかじゃなくて、あっちの理屈で言えば
それが正しいんですよね。年間一兆円以上投資し、
物流センター拠点を増やしたり自前の航空会社を
作ったりするのもそれが「合理的」だからです。
人工知能だってすぐに導入していくでしょうな。
まさに合理的で便利で「他は知らない」と(笑)
そんな循環なき経済を「革命的だ!」と手放しで
喜ぶコンサルもいますが、想像力のないただのアホですよ。
無論、望む望まないに関わらず
そういった流れは止まることはありません。
Amazonは(ある意味)賭博ともいえる
巨大な投資をしながら巨大化しているから
コケない限り、あらゆる業界をリード・占有していくでしょう。
故にそれと同じ土俵に乗るのではなく
「独自の」ロジスティクス、市場を
構築しないといけないんじゃないかしらん。
内部構築はすでにオートメーション化
されているので問題は受け手側、つまり「中間」です。
物流は良いとして問題は消費者とのパイプ(あいだ)
現状、受け手(配送)が足りずコンビニを
積極的に活用していますがまだ足りないし、
コンビニ自体がタイトワークだから
根本的な解決にならない。だからといって
「運賃を上げる」では内容があまりになさすぎる。
(´・ω・)んー。
そんな矢先に出たのが以前書いた
( ・`ω・´)キュピーン
と、ドヤ顔で書こうと思ってたら
ネットでこんなん見つけました。
もう実証実験やってるのね(。-∀-)アハハ
「後記」
そういや先日、G20では保護主義に
対抗するという声明を盛り込まなかったようですね。
理由はご存じ、トランプさんの自国主義です。
メディアでは「協調体制に影」とか言われてますが、
自国第一の考え方って、普通に正しいでしょ(゜゜)
自分が貧乏になっても他国を支援するって方がおかしい。
トランプ氏は極端だから悪者にしやすいけど
グローバル経済の結果アメリカではめちゃくちゃ
貧富の差が激しくなったわけで、日本でも
同じことが言えるわけでしょう。
つまり保守とか自国主義が悪いんじゃなくて
本当に悪いのはてめえの国の国民の生活を第一に
考えず、グローバル企業を見境なく優先する政治じゃないの。
だからまず自国中心からの「3方良し」を
広げるのが一番だ、と。個人的にそう思ってます。
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