この理屈って性教育と言う名目で
AV見せるのと同じやな(゜゜)
「わが闘争」の教材使用可能=政府答弁書
政府は14日の持ち回り閣議で、ナチス・ドイツの独裁者ヒトラーの自伝的著書「わが闘争」の教材使用について、「教育基本法等の趣旨に従っていること等の留意事項を踏まえた有益適切なものである限り、校長や学校設置者の責任と判断で使用できる」とする答弁書を決定した。ー時事通信より引用ー
世界中の誰もが知ってる、アドルフ・ヒトラー。
独裁者であり、アウシュヴィッツの虐殺者。
ワーグナーを愛し、ニーチェを自己解釈した
「我が闘争」はナチの聖典となりました。
ナチズムはかなり調べてた時期もありましたな。
てなわけで、今日はマニアックな小噺でも(゜゜)シマスカ
人性は獣的であり人生は争いである。
そう、彼は確信した。従って、政治の構造は
勝ったものと負けたものとの関係にしかあり得ない。
人間にとって獣の争いが普遍的なものなら、
人間の独自性とは仮説上、勝つ手段以外の
ものではありえない。ヒットラーはこの
誤りのない算術を狂的に押し通した。
ヒットラーの独自性は「大衆に対する
徹底した侮蔑と大衆を狙うプロパガンダの力に
対する全幅の信頼」とに現れた。大衆の
広大な無意識界をとらえ、これを動かすのが問題であった。
大衆は侮蔑されたがっている、支配されたがっている。
他に勝とうとする邪念ほど強いものはない。
それなら、勝つ見込みのないものが、
勝つ見込みのあるものにどうして屈従しないはずがあるか。
大衆は理論を好まぬ。自由はもっと嫌いだ。
何もかも君自身の判断・選択に任すと言われれば
その重荷に堪えられない。大衆は議論を好まぬ。
小林は随筆「ヒットラーと悪魔」内で
こう看破してますね。国のためとか
平和のためという言葉が嘘なのは誰もが
感づいているけど大衆はそれに惹きつけられる。
そんな「自由からの逃走心理」がヒトラー戦術の
前提にあったわけです。
故に大衆の意識などは彼にとって問題ではなく、
(大衆の)広大な無意識界を捕え、動かすことが
重要だった、と。推測ですが安倍や橋下氏は
「わが闘争」を読んでいるでしょう。
ただそんな彼らの思想の元ネタをバラすなら、
ニーチェの説く超人思想(永劫回帰)などではなく、
単なる動物的な欲望にすぎません。
例えるならなんでしょうな。
漫画に出てくる超強い悪役に影響されて
真似する中二男子のようなもんでしょう。
©HUNTERxHUNTER
閑話休題。
ザールの占領やインフレ、それに伴う
数百万の失業者がなかったとしたら
ヒトラーが誕生することはなかった、
つまり時代と大衆の手によって生みだされたのです。
無論、外的環境要因にifを付けたところで
意味などないんですが、我々は外的影響によって
しばしば判断を誤ってしまうという事実を忘れてはいけませんね。
例えば尊敬するアーティスト達が「反権力」
を掲げているのを見て、盲目的に強い者に
反抗したり無秩序的なまでに秩序を壊そうと
している人がいますが、まさにヒトラーの手(憎悪の哲学)の中です。
そもそも相反する思想は集団内の基本的素養として
当たり前にあるもの。部下と上司、先生と生徒、
親子や夫婦という具合に異なる意見の「いざこざ」は普通にあります。
しかし上記はそれ自体を自己目的化してるんですね。
つまり作り上げるのではなく壊しているだけということ。
一番楽な道なんですよ、ただ純粋にキレるって。
「後記」
ちなみに三島はヒトラーを尊敬こそ
してませんが、「人類がどうなるか」という
秘密を知っていると直観してたようです(゜゜)
ネットでも有名になってますね。
いわゆる「ヒトラーの予言です」。
人類の一部は神の方へ進化し、残りの
大部分は一種の機械のようになり
完全に受動的な、機械的な反応しか示さない。
神人たちのプログラム通りに動き、
権力が勝手に何をやろうと、将来何を計画しようと、
もうなんの関心も疑問も持たなくなる、と。
なるほど、今の政府役人たちは「神人」側に
なろうとしているのかもしれませんが。。。滑稽ですわな。
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