台風10号が30日頃に上陸するようで、
関東をはじめ広い範囲にわたって警戒が必要とのこと(゜゜)
皆様、お気を付けくださいね。
今回の台風はずいぶんと珍しいと言われてるみたいですから。
置いてきぼりの台風10号、凶暴化して日本へ
東京大学の中村尚教授は「長年、気象の研究をしてきたがこんなことは初めてだ」と驚きを隠さない。もともとは北極方面に起源がある上空の冷たい渦と、熱帯起源の台風の渦が重なったら何が起きるのだろうか。下が熱くて軽く、上が冷たくて重いので非常に不安定になり、上昇気流が活発化して雲が発達しそうなのはわかる。しかし、こうした渦の合体は通常の計算モデルの規則性が通用しない「非線形」と呼ばれる現象で、正確な予測は難しいという。
~サイトより一部引用~
前置きが長くなりましたが、
今日のテーマに移りますか。
さて、上記のような「非線形」の現象、
カオスの振る舞いを気象学者である
エドワード・ローレンツはローレンツモデルとして表しました。
氏は自然現象が非周期かつ不規則的であって
数式では説明できないと言う事を数式(微分方程式)で説明したのです。
細かく言えば、無秩序で不規則(カオス)な現実の流れと、
周期的である秩序的(コスモス)な流れが
「同時に生産されている」という証明なんですね。
つまり自然とは「あいだ」にある、と。
この「あいだ」はあらゆる現象で起こってます。
例えば野球でピッチャーがボール投げる時もそう、
置いてきぼりの台風10号、凶暴化して日本へ
東京大学の中村尚教授は「長年、気象の研究をしてきたがこんなことは初めてだ」と驚きを隠さない。もともとは北極方面に起源がある上空の冷たい渦と、熱帯起源の台風の渦が重なったら何が起きるのだろうか。下が熱くて軽く、上が冷たくて重いので非常に不安定になり、上昇気流が活発化して雲が発達しそうなのはわかる。しかし、こうした渦の合体は通常の計算モデルの規則性が通用しない「非線形」と呼ばれる現象で、正確な予測は難しいという。
~サイトより一部引用~
前置きが長くなりましたが、
今日のテーマに移りますか。
さて、上記のような「非線形」の現象、
カオスの振る舞いを気象学者である
エドワード・ローレンツはローレンツモデルとして表しました。
氏は自然現象が非周期かつ不規則的であって
数式では説明できないと言う事を数式(微分方程式)で説明したのです。
細かく言えば、無秩序で不規則(カオス)な現実の流れと、
周期的である秩序的(コスモス)な流れが
「同時に生産されている」という証明なんですね。
つまり自然とは「あいだ」にある、と。
この「あいだ」はあらゆる現象で起こってます。
例えば野球でピッチャーがボール投げる時もそう、
ボールから手を放す瞬間の初速を観測すれば
コースが決定するのではありません。
自由に投げたボールは、差異を生産する場を
引き受けながらも、自ら答えを出しながら進んで行く、
まさに運命に決定されながら
自由にストライクゾーンを通過するのです。
強制散逸的な流体力学的な流れ。
故にボールがどのような軌道を描き、そして
どのようにストライクゾーンを通るかという
「プロセス」を決める事は不可能なんですね。
こう書くと「アン・コントロール」のようだけど
そうじゃなくて、「不自由と自由」の「二重螺旋」である、と。
完全な決定(物理学)でなく、完全な未定(量子学)でもない。
コースが決定するのではありません。
自由に投げたボールは、差異を生産する場を
引き受けながらも、自ら答えを出しながら進んで行く、
まさに運命に決定されながら
自由にストライクゾーンを通過するのです。
強制散逸的な流体力学的な流れ。
故にボールがどのような軌道を描き、そして
どのようにストライクゾーンを通るかという
「プロセス」を決める事は不可能なんですね。
こう書くと「アン・コントロール」のようだけど
そうじゃなくて、「不自由と自由」の「二重螺旋」である、と。
完全な決定(物理学)でなく、完全な未定(量子学)でもない。
そう考えると我々の人生もまた
ボールのようなものですね(゜-゜)
「後記」
パスカルの著書パンセの中にある
「繊細な精神」とは素朴な感覚による生活判断。
そんなパッと感じる自然派生の精神は、
体系化(幾何学的精神)できないと書いてます。
「幾何学精神では日常生活は理解できない」と
パスカルは説き、本居宣長は「漢意を止め、大和心を思い出せ」と説く。
言葉こそ違えど、突き詰めればそうなるのでしょう。
上記はドクマや理論ではなく、素朴な人間回帰です。
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