2020/01/30

未来が過去を。。


引用元https://ebookjapan.yahoo.co.jp/content/matinee-manga.html




「過去は変えられないけど今と未来は
変えることができる」という言葉に
昔からちょっと抵抗がありました。多分に
半ば強制的に「今を前向きに生きなさい」
という圧を感じたからかもしれません(笑)


もちろん、言ってる意味は分かるし
すこぶる正しい。過去に囚われ、
あーすればよかった、こーすれば
よかったと、くよくよする在り方が幸せじゃ
ないってことくらい誰でも分かるもの、
問題はその過去の失敗や後悔が原因で
「将来の自己像」に自信が持てないわけでしょう。


でも冒頭の漫画「マチネの終わりに」に
あるように過去の評価が常に更新可能
(かもしれない)と思うと、少しばかり
楽になりますね。例え今(もしくは過去)
失敗したとしても、その評価は未来の自分が簡単に変えちゃうんだから。(昔、「所為とおかげ」って記事をアメブロで書いたけど移行時に消えちゃってるみたいです)


***



過去が未来を変えられると同時に
未来もまた、過去を変えられる・・・、
常識から考えれば、一見夢や幻の様な
ものかもしれないその知覚、


いや。知覚というかそれはVISIONと呼んでいいのかもしれませんね。



「後記」


父母の根は天地の令命にあり
身体の根は父母の生育にあり。

子孫の相続は夫婦の丹精、
父母の富貴は祖先の勤功。
吾身の富貴は父母の積善にあり  
子孫の富貴は自己の勤労にある。


身命の長養は衣食住、衣食住の
三つは田畑山林、田畑山林は人民の勤耕。
今年の衣食は昨年の産業にあり  
来年の衣食は今年の艱難にある。


年年歳歳報徳を忘るべからず。


二宮尊徳は過去、現在、未来を通じ
経済が発展していくための報徳訓を説きました。
これは渋沢栄一の「論語と算盤」と同じ概念ですね。







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