2018/04/05

朝日に匂ふ山桜花



染井吉野が葉桜になってきた4月の3日、
一心行の山桜が満開となったので行ってきました🌸




夜から用事があったのでお昼に到着、
毎年夜桜だったので新鮮です。








やあ、どうも。

















去年は雨だったけど今年は天気が良いねえ。
実に見事に咲いてるじゃないか。




お、ミツバチ。
久しぶりに見たなぁ。





しばし桜に語り、眺める僕。
怪しいやつに見えたんでしょうね(笑)









この山桜は樹齢400年以上。
自生種である山桜は染井吉野と比べ
非常に寿命が長く、中には600年という桜もあります。


反面、全国の桜並木で眼にしている
染井吉野の寿命は60~100年、
日本の約8割が染井吉野ですから
ある時期を境に、一斉に桜が消えてしまう可能性があるんですな。



桜はパッと咲いてパッと散ることから
武士道(死に方)の潔さに通じるという人が
いますがそうじゃない。本来の桜は
ゆっくりと散っていくのであって昔の
日本人はこの桜を愛したわけです。






山桜はこんな感じで葉と花が同時に出てきます。





敷島の大和心を人問はば朝日に匂ふ山桜花


この本居さんの句にある「匂う」という
言葉は今と違っで色が染まる゙という意味があります。
朝日の差した桜の花は太陽に匂う(染まる)ようだ、と言ってるんですね。



今日の桜はまさに匂うような色でした。




🌸🌸




そういや去年の言葉、覚えてますか?



いやはや縁とは不思議なもんですな。
ではまた来年会いましょう。






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