前回に引き続き、しなやかな組織構築のすゝめ。
今日は重要なポイントとなる「5つのE」について(゜-゜)
さて、自然派生の組織には「間」の役割が
必要不可欠だとお伝えしたのですが、
「フラットな組織なら逆にいらないのでは?」と
思う方もいらっしゃるかもしれません。
必要不可欠だとお伝えしたのですが、
「フラットな組織なら逆にいらないのでは?」と
思う方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、自然のものはすべて「間」があります。
例えば木は、真っ直ぐ上には育ちませんよね。
左右の枝に振り分かれるため、必ず節があるのです。
逆を言えば節の無いものは人工的に
育生して造った物だと言えるでしょう。
例えば木は、真っ直ぐ上には育ちませんよね。
左右の枝に振り分かれるため、必ず節があるのです。
逆を言えば節の無いものは人工的に
育生して造った物だと言えるでしょう。
そこで当事務所は関節の役割である
「5つのE(以下)」によって有機的な組織を作ってます。
1・トップダウンとボトムアップの
均衡を保つバランス(balance)
2・組織間の微妙な変化を感じ取り
その落としどころがわかるセンス(sense)
3・社内にその雰囲気の違いを伝える
ことができるニュアンス(nuance)
4・本質的な要素を掴むことができる
エッセンス(essence)
最後に実効性の根拠が曖昧なものを、
安易に導入しないようにするための
5・エビデンス(evidence)
均衡を保つバランス(balance)
2・組織間の微妙な変化を感じ取り
その落としどころがわかるセンス(sense)
3・社内にその雰囲気の違いを伝える
ことができるニュアンス(nuance)
4・本質的な要素を掴むことができる
エッセンス(essence)
最後に実効性の根拠が曖昧なものを、
安易に導入しないようにするための
5・エビデンス(evidence)
これが加減の定義であり、拍子。
呼吸が実際は「呼・吸」であるように
「・」の存在によって、二項は統合されます。
この話は次回のテーマにしましょうか(゜゜)ね
☞☞☞
上記の中で特に重要なのは
「エビデンス・エッセンス」。
感性経営において欠かせない部分です。
いくら批判なき対話が大事とは言え、
中途半端で生かじりの知識やいかがわしい
秘策などをどんどん取り入れてしまえば
かえって現場は混乱してしまうでしょう。
それを上手にまとめる能力があって、
はじめて一つの流れができるのです。
「後記」
風土は文字通り「耕すこと」。
それによって根幹である企業文化が育ちます。
我々は地上の枝葉に目が向きがちですが、
実際の「成長原理」は逆なんですね。
植物の根や茎の先端はその生涯を通じて
成長を続ける。ある種の樹木などではその期間は
数千年にさえ及ぶ。
これは根や茎の先端に「幹細胞」(継続的な分裂能力と
様々な細胞への分化能力をそなえた細胞)が
維持されているためである。
動物と植物に共通して、幹細胞は近接する
細胞からのシグナルに依存して維持されることが
分かっている。植物の根の幹細胞は「静止中心」と
呼ばれるわずか数個の細胞を取り囲む様に
配置している。静止中心の細胞は、それ自体は分裂しないが、
周囲の幹細胞を維持している。
~奈良先端科学技術大学院大学
バイオサイエンス研究科のサイトより引用~
以前ブログにも書いたように
樹木は根の方の成長に合わせ、
自ら枝葉を落としていくのです。
書けば書くほど土台って大事ですね(笑)
植える場所は小指ほどの土壌かもしれない。
しかしその植える場所とは地球の一部なのです。
地球の力を借り、太陽の恵みを貰うことで
一粒の種から数百の実や数千の種が生まれ、
何百年、何千年と続いていく・・・まさに一粒万倍の原理ですね。
我々はもっと、自然の力や流れに
耳を傾けて良いのではないでしょうか(゜-゜)
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