2014/12/02

馬車馬の理論

こんばんわ、坂口です^^



日本流事業継承、
練成講座の開設に伴い、


今日は、その基礎編の
一部を書いてみようと思います。








僕はFC構築をするだけに限らず、
個別対応、その人にあった方法こそ
一番大事なことだと思っています。



子育てをはじめ、教育と呼ばれるものは、
全てそうなんじゃないでしょうか。



人によっては、スパルタな方法が
最初は必要だ
、と言う人もいるでしょう、


それとは逆に、
いーや、自分が好きなように
やらせるのが一番だ
、という人もいます。



つまり、そのどちらもに「正しさ」が
ある、ということは、



本質はどちらでもあり、
どちらでもない「間」にある。




そこで、相手の相性や適性を
尊重しながら進めていくこととは、
両義的な意味を内包するということでしょう。




以前(本来の日本)では、寺子屋が
この「在り方」で教えてたんですね。









相性とか適性が大事だというと、
多くの人は「甘やかしではないか」と、
思うかもしれません。




なるほど、未熟な相手に合わせる、
ということは、単なる我儘の助長である、と。



もちろん、それも正しい。
故に、だからこそです。



見るべき部分は自我中心でも、
場所(他者)中心でもなく、根っこの部分




つまり、大前提(根幹)に主体的な
「成長意思」があってこそ、
上記のような「相性・適正」が活かせるのであって、




その人の根幹に自分軸が無ければ、
当然、単なる「甘やかし」に陥るでしょう。



青年期は、この自分軸を形成する
段階の人が多いので、内部派生するまで
待たなくてはいけない。



若いころは生きるのに忙しくて、
「意味」を考えるヒマなんてありません。



もちろん、イチロー選手のように
若い時から「意味」に取り着く人もいますが、



そのような人は特別であって、
大半はまず、順番があるのだと思います。



この部分は一般論にするには
ちょっとデリケートな部分なので、




詳しくは講座で・・ということで(笑)




☞ ☞



成長したいという自分軸が
あるならば、それは甘やかしではなく
「最適な支援」となります。



点思考(甘い・厳しい)では
二項対立にしかならず、
正解は決して生まれないのであって、



そこにもう一つの視点を取り入れ、
「面思考」にすることが大事です。



これが内部派生、リゾームであり、
円環超克理論の骨子なんですね。




よく陥りがちな考えとして、
「我慢してやる」とか、
「気にならない心を作る」などがありますが、




これは経験上、無理。
それができりゃ、苦労しません。



無理を自己強制するということは、
「無理強い(むりじい)」ということです。



ガマンとか頑張るという心は、
本人が望んでやる積極的態度であって、
内部派生ではなければ、継続なんてできません。



近代、この国ではこの「無理強い」を
積極的に取り入れてきたんですが、



これは西洋式の合理的な方法であり、
実は、一番楽で簡単で、「間違えやすい」
方法なんですね。




つまり北風と太陽よろしく
外部派生にしようという恣意的な
思惑、これは「自我中心」です。




男性原理の固定理論ですから、
コンサルの多くはこっち側です。



恣意的である以上、理論によって
強固にし、普遍性を持たせようとしますが、



それが万人に通用すると
決め付けた時点でアウト、



それは単なる疑似科学です。



疑似科学である以上、かならず
その枠からはみ出る人が出てきます、
それは本来、正常なことなのです。



故に外部は、まず疑ってかかった方が良い。




もちろん、ここで書いているのも
もれなくそうです(笑)




☞ ☞



さて、上記の方法でやるには、
その人が欲しがる「ご褒美の洗脳」が
必要となります。




お金・恋愛・病気、人間関係など、
あらゆる悩みが解決できる、という



その人が欲しくて欲しくて
たまらない、「ゴール(欲望)」の設定です。



金持ちお父さんしかり、
天国言葉しかり、
自己啓発しかり、宗教しかり。




つまり、その「無理強い」は
「欲しいもの」に繋がる、という
理屈によって、動かされているのです。




だから、頑張っても頑張っても
欲しいものが手に入らない人は、




「もっと頑張らなきゃ」って
思っちゃう。




その結果、「新しい外部」をまた、
キョロキョロと、探し出すのです。




これは、僕の提唱する
自己中心理論とは真逆の性質であって、




単なる「馬車馬の理論」、
ニンジンを追っかけてるだけです。




外部の強制なんて、
結局そんなもんだと思えば、
ずいぶんと楽になりませんか^^?




☞ ☞





現代はストレス社会だと言われますが、
実はその「根幹」には、こういった
「無理強い」が定着しているからなんですね。




外部強制は、あらゆる
歪みを生み出します。


なぜなら、自己の志向性が働かず、
閉じているからです。




真面目な人、成長意欲が高い人ほど、
特にこのバイアスがかかりやすくなりますが、




本来、下地である基軸さえあれば、
相性の配慮によって、柔軟さが生まれるのです。




人を見て、その根を見て、
そこから環境を変える、




円環超克理論的に書けば、
「内の内」は「外」なんです。
��小冊子を見た人は分かりますよね)






故にunreveは「加減」を構築に
取り入れています。

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