2017/03/17
やり方で立ち止まらない
ブログで在り方ばかり書いてますんで
今日のテーマは僕流の「やり方」でいきます(゜゜)か。
起業して7年経った今、わかったことを
一つだけ挙げるとすれば事業は
「始めやすく続けにくい」と言うことです。
独立の業態で多少の違いはあるでしょうが
やるのは簡単、問題は継続です。
そしてその継続とは「やり方」と
「在り方」の超克(統合)から派生します。
目的なく稼いでたらいつの間にか
100年続いてた、なんて企業は存在しないのです。
僕は「何の為か」と「では何をするか」を
同時に考えてる人がとても好きです。
難しく考えがちな人って、普通の人が
分かったふりして曖昧にしているものが
見逃せなかったりするだけなんですよね。
だから一度でも腑に落ちたらすごく伸びる。
つまり彼らは一番難しい場所から先に
手を付けてるだけのことでしょう。
普通は「後で考えれば良い」ですからね。
とにかく儲けることが先決であって、
理念や存在理由(レーゾンデートル)は
やがて分かってくるだろう、と。
これはある人にとっては正しいと思います。
ただFCの場合、やってきたこと(手段)と
やりたいこと(目的)の辻褄が合わないと
結局は手段が目的になりがちなのです。
結果、加盟店を食い物にしている本部が
苦し紛れに「共存共栄」とか掲げてしまうわけです。
しかしネットでは批判されまくり。
こうなってしまったらもう修正不可能、
とことん拡大の道を進むしか方法はありません。
✍✍✍
あっ、今日はやり方についてだった。
失礼しつれい、話を戻します。
僕の支援は結構な急テンポで進めてまして、
予算内でトライ&トライ&トライを提案してます。
(エラーという概念はない)
ブログだけ見るとのんびり屋さんのように
映るでしょうけどね(笑)まあ、私生活ではそうだけど。
で、なぜそうやってるかと言うと、
「やり方」って立ち止まると大変なんです。
多くの人が不足を埋めようと準備ばかりに
時間を費やし、タイミングを逃してしまう。
それは間違いなく後々癖になります。
資金は?人材は?知識は?
もっと○○した方が、もっと○○しないと・・
いやいやいや、ちゃうで。
誰だっては最初は不足です。
以前書いたように大事なのはブリコラージュ、
設計書ではなく試行錯誤です。
そもそも上記のような調達や確保の問題は
サラリーマンでない限り一生付いてくるもの。
クライアントさんを見れば規模が大きくなるにつれ
もっと難しく、もっと複雑な問題が出てきます。
その場合、もう「やるしかない」んですよね。
「これが終わったら遊んでいい」
が通用するのは小学生までです。
BSとかPLとか知らなくても何とかなる。
決算が赤字でもキャッシュがあれば潰れません。
FCで言えば法的な知識なんてずっとやってれば身に付くのです。
それよりも思い立ったら行動に移すという
決断と、目の前の問題をクリアするんだと
いう覚悟の方がよほど大事、だから「在り方」なんです。
やり方で立ち止まる人は
何かあるたびに立ち止まります。
つまり「理性のおしゃべりが始まる」と。
厳しい言い方ですが、その「基本姿勢」で
初めの一歩を踏み出せたとしてもダメなんですね。
だから僕は「状態」を作ります。
それが流れであり、拍子であり、揺らぎです。
FC展開をしたいけど踏みとどまってる人は
初めの一歩が「どちら」が原因で踏めないのか、
分析してみてはいかがでしょうか。
【ご挨拶】人間とは記録が出来る唯一の生き物。生きていくうえで、ふと感じた思いや機微な感情を記録に留めたい・・・そんな動機からブログをはじめました。
●日本流フランチャイズ構築を支援するoffice unreveの代表。全国あちこち飛び回ってます。中小企業の低コスト展開構築を専門とし、数名でも運営できる本部構築をやってます。
●日本エシカル推進協議会個人正会員
●2013~14年福岡県主催事業
「新生活産業多店舗展開支援事業」の
派遣専門員。
●フランチャイズ総合サイト「フランチャイズWEBリポート」において専門家による独立開業コラムを執筆など。
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