このあいだ東洋経済さんの書かれていた
未来工業さんの記事に、思わず納得してしまいました。
楽園企業は「バカ管理職」にはとことん厳しい
(クリックするとサイトへ飛びます)
多分に、企業の9割9分がこういった管理を
やっているでしょうから、耳が痛いでしょうね(^-^;
現代病にかかっている自覚がない人が
たくさんいるので、つい指示したくなる気持ちは
分かりますけど、
本来の管理職は「調整職」、あいだの役割です。
それによって従業員は主体性を持ち、プロ社員として
勝手に育っていくんですね。
てなわけで、
今日は「プロは感覚の世界に生きる」について。
引用元©www.shirasushinya.jp/works/
当事務所がやってるFC展開において、
一番重要視しているのは流れ(状態)の構築です。
厳密なマニュアルを作り、守らせるのではなく
(ブラッシュアップとは違った)編集をさせることで
加盟店に即興的な知恵を身に付くようにしています。
情報伝達、指導役であるSVも(基本)置きません。
その代わり、対話ができる場を形成していきます。
つまり固定された構造を極力外していくことで、
個々の最適な状態を作り出しているんですね。
端的に言えば「同じ」じゃないようにしていく、と。
脱構築ではなく、「脱情報」ということです。
☞☞☞
そもそもこの「同じ」という言葉は
実に抽象的なもの、同じものなんてひとつもありません。
例えば、昨日の店舗と今日の店舗は
まったく一緒の作りですが「同じ」ではないでしょう。
昨日と比べると、ホコリはついてるでしょうし、
見えない程度でしょうが、劣化もしてる。
屁理屈じゃなくて、実際はそう。
そして、これが感覚の世界の前提なんです。
我々を例にすれば明らかですが、
昨日と同じ気分でいる人なんて、いやしません。
だから昨年と今年は比べようがないし、
A店とB店が同じことをやっても同じにはならない。
だからこそ、日々新たにという創意工夫が生まれるのです。
それとは違い、「情報」とは同じもの。
いくら時間が経とうが、変わることはありません。
「パンタレイ(万物は流転する)」とヘラクレイトスは
言ったけれど、その言葉自体は永久に変わりませんよね。
「パンタレイ」が「パンダねえ」になることはないし、
「諸行無常」は「小業務上」になることはない(笑)
こういった時間の経過に関係なく変化しないものを
我々は「情報」とか「知識」と呼びます。
統計はこの「情報」をベースに作られています。
だから、計測可能なんです。
「同じ」で「変わらない」が前提ですからね。
つまり情報化社会とは「感覚社会」と真逆の世界なんです。
法則、法律、制度にマニュアル。
道徳、システム、カリキュラムは全て情報です。
☞☞☞
我々が変わらないままでいるのは
実は簡単なことなんです。
分析して、定義して「私はこうだ!」って
言葉にしたものを一貫させる、それだけです。
読者の方は勘がいいでしょうから分かるでしょうが、
これが巷で叫ばれてる「自分らしく」ってやつの正体です。
強みや弱みを分析し、天職を設定すれば、
僕という存在は簡単に「情報化」することができるんですね。
しかし、人間は情報ではありません。
昨日の僕と、今日の僕は別人であって
日々、様々な環境の素材によって変化していきます。
一般的にそれを「成長」とか「学び」と言いますね。
人は「わかる」と「かわる」のです。
もちろん、逆に「堕落」してしまうこともある。
だから企業は理念という志向性が必要なんです。
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コンセプトの一貫性や軸の設定を
「情報化」してしまっても、本来の理念や
個性は感覚の世界にしかありません。
(マニュアルやノウハウだってそうです)
困ったもんで、この「感覚」や「感性」でさえも
情報化して、分かったようなつもりで説明する人がいますが、
本来は、その情報世界自体から
抜け出さないといけない。
自ら行動することによって、我を忘れる。
言い代えれば、自分になりきることによって我を忘れる、
という正常な生き方から、現代はいよいよ遠ざかって行く。
つまり、そういうことでしょう
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