2015/08/30

コンサル批判




さて、今回は批判記事。
ちょっとばっかり「棘」のある記事です。



見られた方は気分を害さるかもしれません。
そこは一つ、ご了承の程(゜゜)







「スペックやこだわりでは売れない」と
豪語するコンサルがいるようです。



それよりも「コト」を売れ、と。
もちろん、それは確かに大事ではあります。



しかし、それと上記は全く別問題。
というよりも、その考え間違ってますよ(゜゜)



商品に「こだわり」は必要ない、ね。



ではお聞きしますが、そう言っているご自分の
「スペックやこだわり」は何もないと言うのでしょうか。




あるでしょう、絶対。
コンサルってことは、あなた自信が商品だから。



仮にもし、何もないというのなら
「こだわりがない」のが「こだわり」としてありますわ。



こういった矛盾を他人に説いて回りたければ
好きなだけやれば良いでしょう。



その代り、責任は取りなさいよ。
これでもう三回目ですし。



☞☞




確かに、今はどこでも商品に
「こだわり」というものを付ければいいと思ってる。



その多くは似たり寄ったりのこだわりです。
今の飲食チェーン店は自家農園をやってますし、
無農薬栽培を使うところもずいぶん増えました。



ただ、それは当たり前だけど
最近まで「失われていた価値」であって、
それを取り戻そうという流れが起きているということ。



見えないバンパーの下までも塗装するのは
この国ならではの相手(消費者)への心配りや
もてなしであって、



そんな無形の精神が、有形の商品となってるからこそ、
長年日本ブランドを支えていたわけでしょう。



故に、今までの利益先行型である
安かろう悪かろうが「本来へ戻っている」ということと、
売上が「上がる下がる」は全く別問題。




なのになぜ「こだわり=売れない」という
乱暴な方程式が出てくるのか。




それはあなたの難癖を付けた心理が、
手段と目的を一緒にしているから。僕はそう見る。




多分に「こだわり」をポップなど、全面的に
打ち出せというコンサルが一時流行ったので、
それに対する批判でしょうが、




それは集客の手段なんかじゃありません。
前提であり、土台なのであって、
それがあってこそ、手段が活きてくる。



その土台こそ、あなたが良く言ってる
「利他」の精神でしょう。違いますか?



☞☞




確かに、全員がやれば選ばれるという
特別な理由にはなりません。



しかし、それは商売をやる以上、
忘れてはいけないもの。



健康と同様、本当に大事なものは
なかなか気付きません。失ったときに分かるものです。



デフレ期でようやくその過ちに気付き、
国産を始め、安心安全なものを消費者に
提供しようという流れは、歓迎すべきものです。



無添加、無農薬といった安全性や
新鮮で生産者が分かるといった安心感。




これに「専用・専門」を入れたものを
unreveは「2A2S」と呼んでますが、




この2A(安心・安全)は「大前提」。
2S(専用専門)などの質的向上も
結果として「そうなってしまう」のであって、
独自性を狙ってやるもんじゃない。




「好きだから自然にこだわった」のか、
「世間体、集客としてのこだわりなのか」



それに気付かないほど、消費者は
バカじゃない。本当にこだわっているのか
そうじゃないかの違いくらい、分かりますわ。







過去を決して振り返らず、前だけ見て進む人、
トリックスターのようにテクニックだけを好む人は
本来、学びを提供する側には向かない気がします。



なぜなら、学びとは新しい知識を
得ることだけでは成立しないから。



少なくとも、自分が得た知識を、反芻消化し、
確かなものにしていかなければならない。




少なくとも、僕はそう思いますね。
以上、批判終わり。



0 件のコメント:

コメントを投稿