2016/07/19

是々非々で語り合う姿勢、省みる心。



ブログにせよ、snsにせよ、
社会に働きかけようと自己発信しますよね。




私はこう感じる、僕はこう思う。



これが善い事だと思う、これを望む、と。
しかし文字だけの付き合いは誤解をよく招きます。



文字は文字、言葉は言葉でしかない以上、
読んだ人の固定観念で受け取り、解釈してしまう。
文字は「薬」と同時に「毒」になる、と。




(ごく少数の人を除き)誰だって好んで苦しめたり、
痛みを与えたりしたくはないのですが、
言葉の性質上、痛みを感じてしまう人がでてくるんですね。





インターネットで多様な意見を統合するのは、ほぼ不可能




文字はどこまでは「セーフ」でどこからが「アウト」かといった
微妙なライン、ニュアンスを補完することができません。



対面での対話なら、そこに気持ちが伝わったでしょう。
言葉の奥にある誠意や心情に気が付いたでしょう。



もちろん、実際に合って語り合ったとしても
簡単にいくものではありません。
誰だって不完全だから、当然間違いはあります。



そんな弱さや未熟さといった部分を出す
その姿勢こそ、是々非々で語り合うということ、



逆説的ですがそれこそ「成熟した会話」ではないでしょうか。




「後記」




このブログでは何度も書いてますが、
最初から言い負かしてやろうと思ってる人は
聞く気がそもそもありませんから対話できない。


この壁をまず壊してもらないと始まらないですね。



見れば今の時代、反省など一切せず弱みを
隠す人だらけになってしまっています。



特に政治の世界は酷い。
まるで反省という言葉が敗北者か
信念の弱い証拠のように捉えているようですが、
むしろ逆なんですよね。





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