2026/10/23

限りなく透明に近いブルー

本の虫になるきっかけだった村上龍氏の訃報。バンドやってた時、オリジナルをやる前はコピーバンドで、LUNA SEAのコピーもやってた。好きな曲は「限りなく透明に近いブルー」。限りなく透明…この表現が高校時代の私にグサリと刺さった。


ブックオフでたまたま同じ名前の本を見つけ、思わず購入。確か200円くらいだったと思う。それまで文学なんて全く興味なかった若造がいきなり村上龍。当然当時は全く理解できなかったが、当時付き合ってた彼女に「村上龍の限りなく透明〜って、良い作品だよ」とか背伸びして言ってたり笑。


そこからコインロッカーベイビーズ、五分後の世界、69、インザミソスープ、半島を出よなど、全ての作品を読み、そこから小難しい本を理解するのが楽しみになった。思春期って、ちょっとしたきっかけが人生を大きく変える時期だなぁと、この年になって思う。


私にとってあなたは青春の一部でした。ご冥福をお祈りします。


血を縁に残したガラスの破片は夜明けの空気に染まりながら透明に近い。限りなく透明に近いブルーだ。




0 件のコメント:

コメントを投稿