渡り鳥の自己組織化に関するプログラムは3つと言われるそうです。
・近づき過ぎない
・離れ過ぎない
・同じ方向を向く
秩序はたったこれだけ。とても分かりやすい。
秩序を維持するにはシンプルであればあるほど良いのかもしれませんね。
秩序を維持するにはシンプルであればあるほど良いのかもしれませんね。
これは人間社会(職場)にも当てはまる気がします。例えば派閥や権力の濫用は極端な距離感が原因でしょう。ボスになったら集団を作って経営方針から離れたことやっちゃう人とか、よく聞きますよね。
同じ方向、志向性を共有させるのは(大きくなればなるほど)難しい。渡り鳥の目的は食べ物ですが、組織の目的を理念とかフィロソフィーとかパーパスと言うと途端に難しくなってしまいます。
我々組織は渡り鳥のような自己組織化は出来ない。ただそれは自己組織化自体が出来ないのではなく「あいだ」の役割が必要で、それが本来の中間管理職と言っても過言じゃないと思ってます。
このポジションは昇進前の立場じゃなくてある意味独立、完結(第三者的な立場)であることが望ましい。なぜなら「賛成・反対」といった内部の声を「切り離して考えること」が最も重要だから。両者の感情論争に巻き込まれすぎると、中間領域の示すデータ(情報)に偏りが出てしまい、信じてもらえなくなる可能性があるのですよ。
バランスが必要だしエッセンスを掴まないといけないしセンスがないと潰れちゃう…と、厄介なポジションなのは間違いないです。
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組織のフラット化には中間管理職はいらないとか、これからDtoCの時代だから卸不要とか極端なこと言ってますがね、バカ言っちゃいけませんぜ。
関節がないと腕は曲がらないし蝶番がないとドアは自由に開閉できません。
やろうとしても、そうは問屋が卸さない…と。いい感じでまとまったので終わります←?
「追記」
商物一体経営が上手く行ってる会社って、実際の形態としては商物分離しているけど、必ず「あいだ」の役割の人がいたりします。だから3PLでも商物一体のような連携ができるんでしょうね。
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