2020/09/12

自由からの逃走



20代に熱心に読んでたエーリヒ・フロム。 
あの宗教チックな硬さから今は離れてますが
著書「自由からの逃走」で指摘してることと
今のコロナ社会で起こってる流れ(圧力)には 
共通項がたくさんありますね。 


大衆は自由を棄て、自ら束縛を求めるもの。 
ある種の純化を選び、孤独を避けるために
所属の場を再認識する機械的な画一性を本能的に持っている、と。 


「マスクはコロナ対策に無意味」という
意見には もう意味がない。そんなことは大半が分かってるんですよ。


所属を証明するにはユニフォームがいる。
つまりそういうことでしょう。

 


当時のフロムばそんな人間になんかぜってーなんねー゙と自戒(反骨)するものだったんですが、この年になるとある意味「戦略本」ですね。 ナチズムとまでは言わないけれど今のあまり害のない全体主義の流れがなにかのきっかけで大きく変わるかもしれませんので。




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