2019/05/27

楽で、簡単で、つまらない世界


日々徒然。


人が楽しみを感じるのは思い通りにいかない
状況を乗り越えた瞬間だと思ってます。
多分に僕らはサクサクっと楽勝で目標を
達成してもさほど喜びを感じられないという
めんどくさい性質が備わっているんでしょう。


もしかすると神様がより難しいものに
チャレンジしたいという本能を遺伝子レベルで
インプットさせているんじゃないかしらん(笑)


じゃないと人がやっている命題は解けませんよね。




以前、将棋やら野球で説明したんですが
遊びに例えると非常に分かりやすい。
例えばドラクエって、レベルが上がれば
あがるほど、どんどん複雑で難しくなりますよね。
スライムばっかり倒して楽しい人なんてまずいません。


次のシリーズが出たら並んでまでも
買おうとするのはある種の「困難さ」を
期待しているんじゃないかしらん。


「最新作はめちゃくちゃ簡単です!」で行列ができないことは確かです(笑)



***

ただ今の社会は真逆の方向に向かってます。
楽で便利で簡単に手間をかけず。。etc
「Simple」ではなく「easy」を目指すことが現代の進化論です。


情報は分かりやすく、答えがすぐ分かる。
それを若者が「つまらない世界」と思うのは
全然おかしなことじゃない、むしろ普通の感覚でしょう。


積極的に困難な道を探してみるって
意外とお勧めかもしれませんよ。
ブラック企業に勤めるのは論外ですけどね(笑)


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