2012/05/01

啓蒙とコムーネ


unreveの坂口です、
お忙しい中、訪問ありがとうございます^^



世間はGWに突入しましたね。クライアントさんの仕事を始め、
個人的に色々とやる事があって、今年は連休とかは無理ですが、



福岡の有名なお祭り「博多どんたく」には
必ず行きます( ̄∇ ̄+)ニパッ



今日のテーマは「啓蒙とコムーネ」。
連休中の息抜き程度にお付き合い下さい。



☞ ☞ ☞



さて、啓蒙とは「蒙を啓く」という言葉通り、
「暗い無知な状態を明るくする」という意味です。



古い偏見を捨て去り、理性的・合理的に考えようという事から、
ヨーロッパを中心として広がったんですね。



今でもヨーロッパ圏ではバル・カフェ等で議論がさかんに行われており、
特にイタリア人は「議論好き」です。



なるほど、世界で最初に大学を作ったのも、
イタリア(ボローニャ)ですし、そういった心性があるのでしょう。



彼らは深いテーマをごく当たり前のように捉え、
夜中まで延々とディスカッションを続けます。


それを聞いて感動したので、もしかすると僕には
イタリア人の血が10ccくらい混じっているのかもしれません(笑)





イタリアでは歴史上の背景からか、独自のミクロ単位の
自治体が数多く存在し、その単位は「コムーネ」と呼ばれています。


英語ではコミューン、共同体の事です。
各コムーネの数はイタリア全土で約9000とも言われ、
独自の自治スタイルを取り入れているようです。



驚くことに、そこではなんと
市長や議員も「ボランティア」で
手伝っているのだとか。


その「場」での論議は日本の本音と建前のようなものではなく、
国の政治から自分のコムーネ内の政治まで何でもテーマにします。



そこで自分が支持している党を隠すのはご法度らしく、
それを名乗ってから議論するようです。



本当のことをありのままに語るのは
なかなか難しいもの、
それを可能にするコムーネは
実に素晴らしい仕組みだと言えますね。



ちなみに向こうでは精神的な病気にかかる人がほとんどなく、病院も増やしてません。



反面、この国はどんどん増えてます。
論議と精神衛生の因果関係は僕も詳しくは知りませんが、



「対話の場」というのは、精神衛生上
あった方が良いですよね。



幸い、僕にはコーヒー1杯で数時間話せる人がいますが、


将来、奥さんともそうできれば良いな(笑)




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