unreveの坂口です、
お忙しい中、訪問ありがとうございます。
今日は「守破離」の守(型)について。
僕がご支援しているFCで起業したいと思われてる方に
参考になれば幸いです。
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さて、unreveの目指す型とは主観の認識、
つまり演繹的な「おもかげ」です。
能の大成者、世阿弥が観阿弥の口述を記録したという
風姿花伝は、この「おもかげ」を型としています。
例えば、同じ種類の木であっても、その枝葉は全て違うように、
同じ植物であっても、その根の張りようが異なるように。
同一ではなく表出する形象を「真似ぶ」こと。
それはまさに帰納的テキストではなく主観から来る認識によるものです。
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小さい頃、近所のお巡りさんに憧れた少年が
警察官を目指そうとした際、必ずそのお巡りさんの「おもかげ」があります。
母親が台所に立って料理をしている姿もそう、
自分が母親になった際、その「おもかげ」を見るでしょう。
尊敬できた上司や先輩がいた方なら分かるでしょうが、
学んだのは「やり方」ではなく、生き方や考えの方ではないでしょうか。
そんなおもかげ、名残。
記憶によって心に「象(かたど)られた」ものは
他者に説明できるものではなく、自分だけのもの。
それはデジタルでシステマティックな「コピー」と違い、
目に見える肉体的なものの奥にあるものの「再帰」です。
言葉ではなく構造でもない、これがunreveの目指す
日本流の普遍化、「型」です。
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西洋は言語的構成体(テクスト)による普遍化を目指します。
機械生産的なものには再現性はあれど、それはオリジナルの消失を意味します、
マニュアルに原本という概念はないですよね。
僕の家にあるパソコンの取り扱い説明書は
あなたの家にある説明書と同じ仕様です。
動く原理や壊れる原因は全く同じ。
閉鎖されたシステムは、逆にそうでないといけません。
昔のテレビのように、
本体を叩けば映る、だと困りますよね(笑)
成功されている経営者とお会いした際、
成功した方法(正解)とその説明はそれぞれ違いました。
しかし(全て該当するかは分かりませんが)、
それぞれに共通したパターン(型)はとても類似していた。
そんな抽象概念から言語としてすくいだしたものが
編集・対話・場・間・拍子・ゆらぎ・・・といった、非線形・非構造です。
非線形・非構造を、螺旋的に上がるように「構造化」する。
そんな矛盾を統合させたのが日本の継承にはあるような気がします。
それは決して累積された素因から判断できるものではなく、
また、還元・分析できるものでもない。
だから過去の文学者は進化ではなく、変化と呼んだのでしょう。
リゾーム派生も無理矢理言語化してますが、そもそも言葉にすること自体がナンセンスです。
本当の価値(知価)とは、同じモノサシで測れない。
だからこそ独自、僕はそう思います。
ただ。僕の知ってる女性の考えるシステム化は、
愛があるから好きなんですけどね(^∇^)
閑話休題。
そんなわけで、継承の守、型とは
方法の先にある「オモカゲ」を掴むものなんですね。
みなさんに学ぶべき型はありますか?
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