このブログを書いている時、
ネルソン・マンデラ氏が亡くなりました、95歳だったそうです。
映画を見た人なら分かるでしょうが、
彼は信念の人であり、その人生は私達に勇気を与えてくれます。
今日はそんな偉大な指導者の小話。
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ネルソン・マンデラ氏は差別の法律である
アパルトヘイトの撲滅運動に生涯をささげた人物です。
今でこそ、黒人と白人は平等ですが、
昔は法律によって差別されていたのです。
住む場所も、医療も、公共施設も、
さらにはトイレまで違っていました。
それが理不尽だと思うのは当然の事です、
マンデラ氏はその法律を無くそうと働きかけます。
しかしその運動が政治への反逆だとして逮捕、
なんと27年もの間、投獄されます。
想像できるでしょうか?
何も悪くない、正しい事をやってて約30年間
家族や友人と離れ離れになり、一人牢獄に入れられるのを。
普通の人ならその恨み、消えるものではありません。
しかしマンデラ氏はそうではなかったのです。
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ようやく釈放されたマンデラ氏、
70歳となっていました。
それでも彼は諦めませんでした、
まさに信念の人というべきでしょう。
当時の大統領であったデクラーク氏に対し、
マンデラ氏はこう言ったといいます。
「異なる人種・集団が1つの国家に同じ忠誠心と愛を捧げるという、全世界にとっての輝かしい見本がここにある。国が抱える問題に一緒に取り組んでいきましょう」。
この器の広さ、寛大さが心を動かしたのでしょう。
やがてデクラーク氏と共に、アパルトヘイト撲滅を勧めます。
1993年にはノーベル平和賞を受賞、
そして翌年には南アフリカ初の全人種参加の大統領選挙により
初の黒人大統領となったのです。
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大統領に就任したマンデラ氏は
白人に対し、何も復讐しなかったといいます。
約30年の時間を奪い、牢獄で生活されられていたのに。
そして大統領と言う、最高権力を持ったにも関わらずに、です。
その後、権力に執着することなくわずか一期で退任。
退任後は様々な基金・財団を作り、子供や若者達の支援をしたのです。
まさに国の指導者の見本ではないですか。
日本の政治家達よ、利権に走る己の恥を知り、
その襟を正しなさい。
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人間は何に人生を賭けるか、それに尽きます。
それはやっている内容の大小ではありません。
家庭でもいい、仕事でも良い。
何でも良いから「情熱を注げるもの」を探してみませんか。
不埒な動機でない限り、
その情熱は人生を豊かにすると思っています^^
偉大なる指導者であるマンデラ氏のご冥福をお祈りします。
最後に私の好きな氏の言葉を。
門がいかに狭かろうと いかなる罰に苦しめられようと
私が我が運命の支配者 私が我が魂の指揮官なのだ。
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