2013/06/05
凹と凸
「らしさ」とは気質であったり、価値観、
場合によってはシンボルにもなります。
その「らしさ」とは中間値からの偏在ですが、
これは違いが「良い意味」で認知されるということです。
「この店らしいな」とか、「あの人らしいな」という
「らしさ」。
今日は「僕らしい小話」でも笑
☞ ☞
さて、東洋文化と西洋文化の違いを
動物性文化と植物系文化や
農耕型と狩人型などに分けられていますが、
芳賀綏氏は分かりやすく
「凹型文化と凸型文化」と言っています。
凸型の特徴は攻撃的、支配的な気質とされ、
文化圏はユーラシア大陸、南北アメリカや西欧先進国などがそう。
反面、凹型の文化は共生や共存、調和の気質。
日本や東南アジア、南アフリカなどは凹型の文化のようです。
そう考えるとなるほど、ですな。
日本でも同じような気質に分けれます。
氏によれば、それは環境が
原因で分かれたといいます。
例えば、乾燥した荒れ地に住む凸型の人間にとって、
自然とはまさに人間を苦しめるものだった。
水も不足しているので作物は育たない、
よって、生きて行く為には、牧畜を手段とします。
野生動物を家畜として「支配」し、飼い慣らす。
森を開拓し牧草地にするのも、生きる為の手段だったんですね。
それがやがて国家権力となり市民にまで及び、
「革命」によって、その支配や管理体制に抵抗していった、と。
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では、凹型民族の環境はどうだったかというと、
乾燥のない湿地帯(モンスーン)、つまり水が豊富ということ。
なるほど、植物もよく育つ環境ですね、
農耕が出来たのも雨季があったからこそですね。
よって自然は征服するのではなく、共存対象、
凹型の先祖は、そんな自然の恵みに感謝していたんです。
また、農耕によって自然だけでなく、他人との調和も
大事にされてきました。
その調和は洗練され、空気を読めるようになり、
「察する」という、超能力のような伝心術が生まれたのでしょう。
お互い様、という言葉も共生・共存に欠かせない
潤滑油のような思想は、こういった歴史背景があるんですね。
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さて、そうは言っても良い事ばかりではありません、
共生も行き過ぎれば、当然害悪となります。
例えば農耕は一人では出来ませんので、
従事する個人の「個」を抑えなくてはいけない。
それにより、主体性の欠如や排他的な
性質も生まれたのではないでしょうか。
「和」が「迎合」となることで、粘着的気質となったのです。
このように、歴史は凹凸の主導権争いが繰り返され、
なかなか「□」になることができません。
だからどちらも内包することで「超克する」、
unreveの加減の定義です。
【ご挨拶】人間とは記録が出来る唯一の生き物。生きていくうえで、ふと感じた思いや機微な感情を記録に留めたい・・・そんな動機からブログをはじめました。
●日本流フランチャイズ構築を支援するoffice unreveの代表。全国あちこち飛び回ってます。中小企業の低コスト展開構築を専門とし、数名でも運営できる本部構築をやってます。
●日本エシカル推進協議会個人正会員
●2013~14年福岡県主催事業
「新生活産業多店舗展開支援事業」の
派遣専門員。
●フランチャイズ総合サイト「フランチャイズWEBリポート」において専門家による独立開業コラムを執筆など。
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記事読みました♪とても、勉強になりましたのでまた来ます☆私のブログにも遊びに来てください♪では(^^)v