2016/01/06

リゾーム派生超克理論「中級編」②




リゾーム派生超克理論、二回目となります。




さて、組織を自然に活性化させるための
ロジックやノウハウはたくさんありますが、



複雑に考えなくては見つからないものではなく、
とてもシンプルな形式になるのではないかと思ってます。



それがunreveがお伝えしている
「自立と自律」、いわゆる「当事者意識」です。



これは昔から変わらない至言なのですが、
正しく理解し、教育させているところはとても少ない。



なぜなら、多くの組織はシンプルではなく
「単純」に捉えたり、真逆の事をやっているから。



結果、自分の強みをごり押しをするだけで
チームワークが成立しなかったり、
迎合をチームワークだと勘違いしてしまったりと、




「会議は踊れど進まず」の状態になっているのです。






その最大の原因は環境だと言えるでしょう。
風土であり、空気であり、心地の部分です。



見れば、多くが短期的な成果を求められ、
メンバーは常に切迫した環境の中にいます。



貢献、成果、能力、強みetc・・・
こんな問いを四六時中浴びせられた結果、



戦う人と逃げ出す人が分かれた。
これが風土悪化の原因だけでなく、
依存や格差の正体でもあります。



「当事者意識」は減点主義や
イエスマン教育という土台からでは生まれません。



「言う事に従え!」と言いながら「自由にやれ!」って
言ってるようなもんですからね(笑)



そんなダブルバインドによって、
失われたのは意思や意欲という「精神」である以上、




心のことは心に聞くしかないんです。



☞☞☞



組織を人体として考えると、
組織環境や風土は我々の精神状態です。



暗い環境であれば、比例して生産性は低下しますし、
明るい環境であれば、生産性は上がってきます。



これは我々の体温で考えると、もっと分かり易い。



例えば、依存と無責任体質が広がれば、
比例して体温はどんどん低くなってしまいます。



そうなると病気になりやすく、治りにくい。
人間の身体だって、基礎体温を上げたほうが
免疫力が向上しますよね。




組織もそれと同じです。そしてこの場合、
体温を下げる要因を消していくことが重要です。





ではここでお題をひとつ。





経営者や人材育成の担当者は
この要因をいくつ言えますか?









ここで気を付けないといけないことは、
「上げ過ぎてもいけない」ということ。




俗にいう体育会系の企業やキラキラ飲食店、
ワクワク系の起業家は体温が異常に高すぎる。
(本人だけなら良いでしょうが)




37度ならまだ耐えれるでしょうが、
39度なら立派な病気ですよね。




よって自己治癒力、免疫力を上げるには、
理想的な平熱(基礎体温)を知り、それを
維持する必要があるのです。




というわけで、次回に続きます(゜゜)






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