2012/05/02

本部は情熱を持とう!

ホンダの創業者である
本田宗一郎氏が起業したのは39歳、


ソニーの井深大氏は38歳で、
一周り年齢が違う、盛田氏と創業しました。



当時の感覚からしてみれば、
今の還暦に近かったとも言える年齢ですが、



彼らはやがて、世界企業を
作り上げたのです。



彼らは天才だったのでしょうか、


それとも、時期やタイミングが
良かったからでしょうか、



もしくは、単なる偶然でしょうか?


今日はそんな所から。

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さて、皆さんはビジネスする時、
何が一番大事だと思いますか^^?



人によって答えは色々あるでしょう、
マーケティングも大事でしょうし、
ビジネスモデルだって無いと困ります。



一緒にやる仲間だって必要ですし、
キャッシュなど、資金関係も重要ですよね。



そもそも、それらは相互補完の
関係なので、どれもが等しく大事だと言えます。



それを踏まえて、僕にとっての
一番大事なものを挙げるなら、「情熱」です。



ここにきて、ようやく腑に落ちる
この「情熱」とか「熱意」という感情、



一見、単なる精神論にも見えるでしょう。
しかし、これこそがあらゆる状況において
決定的な違いをもたらすものだと思ってます。



コアコンピタンスにせよ、
フィロソフィーにせよ、全てはここからの派生です。




☞ ☞



そもそも大事なのは
「何が大事なのか?」という
先取りの正解を探す行為ではなく、



「何をしたいのか?」という
心の奥の欲求を知ることだと思ってます。



例えば、ある専門分野を追及してる人は
必然的に難しい方向へと進み、


表現も抽象的になっていくんですが、
これは別に「難しくしたい」のではありません。



物事は、求めれば求めるほど
「白黒」がハッキリしなくなるものです。


そんな、答えが断言できない場所に
なぜ、あえて向かっていくのか?と言えば、



彼らには共通して、「情熱」がある、
その心の要請によって、支えられているのです。



それこそ、前に進みたい、という
自分の意志や動機(志向性)であって、


逆に、これが無くなってしまうと
勢いが失われてしまうでしょう。



「そこそこの着地点」で安寧し、
それを自己の屋台骨とするのですが、



止まった時点で熱が冷めてしまう、
それは物事の「終わり」をも、意味します。



つまり、冒頭に書いた彼らには、
容易に冷めることのない「情熱」が
あったのではないでしょうか。


☞ ☞



組み立て式の「ああすればこうなる」
といった、「結果ありき」のビジネスが増えれば、



間違いなく、ビジネス自体に対する
情熱は反比例するでしょう。



なぜなら、情熱の根幹にあるものとは
「未確定に対する興味」や発見した時に
感じる、「喜び」であるからです。



それは最終的には「生きる」という
端的なテーゼへと帰結します。



結局、幸せに生きるという事は
生きる手段に「情熱があるか否か」。



よって、これからは「情熱」こそ
最大のハッピー・キーワードであり、



それは内部から沸々と起こる
「自分にしか分からないもの」だと思います。



「ハートに火をつけろ」じゃない。




ハートには、すでに火がついている。
その場所を「じぶんで」探すだけです。





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