本田宗一郎氏が起業したのは39歳、
ソニーの井深大氏は38歳で、
一周り年齢が違う、盛田氏と創業しました。
当時の感覚からしてみれば、
今の還暦に近かったとも言える年齢ですが、
彼らはやがて、世界企業を
作り上げたのです。
彼らは天才だったのでしょうか、
それとも、時期やタイミングが
良かったからでしょうか、
もしくは、単なる偶然でしょうか?
今日はそんな所から。
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さて、皆さんはビジネスする時、
何が一番大事だと思いますか^^?
人によって答えは色々あるでしょう、
マーケティングも大事でしょうし、
ビジネスモデルだって無いと困ります。
一緒にやる仲間だって必要ですし、
キャッシュなど、資金関係も重要ですよね。
そもそも、それらは相互補完の
関係なので、どれもが等しく大事だと言えます。
それを踏まえて、僕にとっての
一番大事なものを挙げるなら、「情熱」です。
ここにきて、ようやく腑に落ちる
この「情熱」とか「熱意」という感情、
一見、単なる精神論にも見えるでしょう。
しかし、これこそがあらゆる状況において
決定的な違いをもたらすものだと思ってます。
コアコンピタンスにせよ、
フィロソフィーにせよ、全てはここからの派生です。
☞ ☞
そもそも大事なのは
「何が大事なのか?」という
先取りの正解を探す行為ではなく、
「何をしたいのか?」という
心の奥の欲求を知ることだと思ってます。
例えば、ある専門分野を追及してる人は
必然的に難しい方向へと進み、
表現も抽象的になっていくんですが、
これは別に「難しくしたい」のではありません。
物事は、求めれば求めるほど
「白黒」がハッキリしなくなるものです。
そんな、答えが断言できない場所に
なぜ、あえて向かっていくのか?と言えば、
彼らには共通して、「情熱」がある、
その心の要請によって、支えられているのです。
それこそ、前に進みたい、という
自分の意志や動機(志向性)であって、
逆に、これが無くなってしまうと
勢いが失われてしまうでしょう。
「そこそこの着地点」で安寧し、
それを自己の屋台骨とするのですが、
止まった時点で熱が冷めてしまう、
それは物事の「終わり」をも、意味します。
つまり、冒頭に書いた彼らには、
容易に冷めることのない「情熱」が
あったのではないでしょうか。
☞ ☞
組み立て式の「ああすればこうなる」
といった、「結果ありき」のビジネスが増えれば、
間違いなく、ビジネス自体に対する
情熱は反比例するでしょう。
なぜなら、情熱の根幹にあるものとは
「未確定に対する興味」や発見した時に
感じる、「喜び」であるからです。
それは最終的には「生きる」という
端的なテーゼへと帰結します。
結局、幸せに生きるという事は
生きる手段に「情熱があるか否か」。
よって、これからは「情熱」こそ
最大のハッピー・キーワードであり、
それは内部から沸々と起こる
「自分にしか分からないもの」だと思います。
「ハートに火をつけろ」じゃない。
ハートには、すでに火がついている。
その場所を「じぶんで」探すだけです。
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