思えば今の政権(首相)は実に様々な
ものをあぶり出してくれたもんですね。
僅か数年ですが潜在しているものの
醜悪さをこれほど見せてくれた人は初めてかもしれません。
排他的なレイシスト(差別主義者)にナチズム、
彼らは自分の心に素直に従ってます。
つまり「自分に正直な人」が権力を持った結果が今でしょう。
巷ではやれ自己肯定だ、ご自愛だと
吠えてますがその自信ってどこから来てるのかしらん。
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国家にせよ社会にせよ企業にせよ
品位や安定は精神の在り方から派生するもの、
その根幹に無関心なままであればどれだけ
制度や人を変えたとしても意味がない。
今の首相が変わっても顔の違う「同類」が
交代すれば結果は同じでしょう。
抑々、古今東西あらゆる政治は何らかの
思想を持ってます。その思想背景、
イデオロギーが彼らの根幹なのです。
故にそれを実現するプロパガンダや
手段が生まれる、と。明治維新よろしく
理想社会を築くために戦う集団は華々しく
美化されがちですがそれはあくまでも
特定の指導者にとっての理想像にすぎません。
それをまず知り、疑う力が必要です。
なぜなら彼らは手にしている理想(正義)が
鋭利な凶器にもなることに気が付かないのだから。
彼らは敷延して考えず定型された
ひとつの観念にただ従っているに過ぎない、
そんな模型化された思考(精神)を変えるには
自己を否定する力が必要です。
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自説を疑えば、時にはその持論を
手放し撤回することもあるでしょう。
しかしそれが敷延の本質、
個人的にそう思ってます。
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