2015/02/08

継承極意




持続性のあるFC構築においては、
単に日本の概念を掴むだけでなく、
モデル自体の変容も必要になってきます。



その変容のキーワードは永続性、
終わりなきゴールの設定、





これが継承性の極意だと
unreveは考えます。





「終わりがないのが終わり」。

こう書くと、多くの人が首を傾げるでしょう。







「明確なゴールは絶対に必要だ」
と言った、批判もあるかもしれません。


では、その「明確なゴール」を
達成した後はどうでしょう。



例えば「月商300万」をクリアした、
「キャッシュを1000万作れた」、
「リピート率が目標値になった、」



何でもいいです。それを安定的に
クリアできるようになったら、次はどうしますか?



「また新しい目標を探すだけだ」と
言うかもしれませんが、



新しい目標の設定とは、次々と
生まれるほど簡単ではありませんし、



そもそも、それら目標を通過点と
した場合、最終的にはどこへ行くのでしょう?




誤解を恐れずに言えば、やってる
事業の最終的なゴールとは、



「自分が存在している間」ではないでしょうか。


経営に終わりはない (文春文庫)/文藝春秋


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ビジネスは人間と同じく、停止することは倒産を意味します。


人間の心臓が止まることが
死を意味するように、



ビジネスでも動力源は休むことなく
常に循環し、動き続けてます。



そして「それはいつまでか?」というと、途端に口をつぐんでしまう。



つまり、一回の自分の人生の中においてその事業の目的は設定されているわけです。



従って、ビジネスの目標設定は
無意識的に「完成ありき」、



「ここから、ここまで」のルートと
寿命はリンクしている、と。



だから企業の事業計画の多くが、
3カ年、5カ年計画となっているのでしょう。



しかし、unreveのビジネスモデルである
「弥栄」においては、そうじゃない。



当然そういった側面もあるけれど
「完成形」という概念は、原理的には
存在しません。



☞ ☞



我々人間はいくら長生きしたとして、
せいぜい100年か120年くらいです。



そんな短い時間の中、もがきながら
最終的な「落ち着きどころ」を探します。



例えば、定職について、結婚して、
家庭を持って、老後はゆっくり過ごそう、とか




独立して、ガンガン稼いで、成功して、
セミリタイヤしよう、とか。



人によって様々ですが、
寿命の逆算から、プランを作ってますよね。



しかし、ビジネスの場合はそうじゃない。有限性と持続性を同時に
持っています。


例えば、1000年以上続く企業には
数値的拡大志向性ではなく、
質的(価値的)持続性があり、




「ゴール」の最終的帰結が存在していない。



それこそ、真の「普遍性」であり、
理念の根幹なのでしょう。




僕はここに日本流の「常若」や「弥栄」に重ね、見たわけです。



我々は、自分の最終的な状態が
何なのか分からないまま、その生涯を終えています。



しかし事業には寿命がない。
「そろそろここがゴールだよ」がないわけです。



故に、編集され、新しい理論が加わり、どんどん進化していくものもあれば、




芸術や音楽のように、形式を変えず、残るものもありますよね。




100年経っても、1000年経っても、
モーツアルトはモーツアルトであって、ゴッホはいつまでも、ゴッホです。



それがunreveの求めるものであり、
理念である「和魂の継承」にも繋がります。











なるほど、確かに一回きりの
人生だというのは、正しいでしょう。






しかし、上記のような普遍性のある事業はたくさんある、と思っています。




自分の人生に限定されない、
「続く企業」を目指しませんか。




あなたのビジネスによって
この先、幸せになる人はたくさんいるのですから^^








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