2016/11/28

意外と難しい現状維持





誰が言ったか忘れましたが、
ある程度の年齢になると現状維持のために
毎日トレーニングしないといけないと言ってました。




なるほど、現状をキープしている人は
水面下で様々な負荷をかけているんでしょうな(゜゜)




そういったことは他にもありそう・・・
てなわけで、今日の小噺でも。








10年前に成功したノウハウを今使っている人が
どれくらいいるか知りませんが、商売の世界は
それが通用するほど甘くないし、優しいものではないでしょう。



短期間で高収入を得た人はゴロゴロいるけど
一定の収入を長年キープしている人はごく僅か。
打ち上げ花火のように終わったものはたくさんあります。



反面、長年続いている店や人を見れば
昔のものにしがみついている人はいませんね。
独自で考え、日々トライ&エラーを繰り返しています。
(定番との違いはまた次の機会にでも)



毎回同じことの繰り返しですが、
必要なのはハウツー(形式知)ではなく
「それ自体」を生み出す能力(暗黙知)ということ。



これからのオートメーション化やグローバル化、
それに伴うアウトソーシング化の時代においては
誰かが教えてくれるハウツーではなく、自らが
創造性を発揮することが重要なのは間違いありません。



よって組織も「流動性」の構築、
自己組織化の道は避けて通れないでしょう。
自己組織化を導入したい方はこちら




☞☞



冒頭でも書いているように我々は
年を重ねるにつれ、考え方が固くなっていきます。



ぶっちゃげ新しい価値観を受け入れ、
自分を変える行為は「疲れる」んですね。
その結果、次第に活力は枯れていくわけです。



なるほど、アインシュタインも゙゙一つのことに
熱中するのは良いが、それはしがみつく
ものではない゙゙みたいなことを言ってますね。



長い間一つのものに集中してもいい。
それが美しいものであったならば当然そうなるだろう。



しかし情熱が「ある対象」にとらわれると
「その中で生きる」ようになってしまう、
だからそれが論理的に否定されたのなら、
その瞬間別のアイデアに挑戦すべきだ、と。




皮肉にもアインシュタイン自身も
自分の生み出した相対性理論の外に
踏み出すことができませんでしたね。
あれほどの天才でも、晩年はそうなったんです。





僕みたいな凡人だったら猶更でしょうな(゜゜;)




「僕が一番日本流に詳しい人間だ」とか
「俺以上に日本流を理解している人はない」など
このブログで言い出したら、もう終わりってことです(笑)







そういった背景から、unreveでは
永遠の問いを持ちましょうと言ってますし、
あらゆる悩みや葛藤は必要な負荷であると思ってます。




日々順調で悩みが一切ないというのは
一見最高のようですが、長い目で見ればよろしくない。




例えば宇宙飛行士の人は無重力空間でも
筋トレをします。なぜ無重力空間で鍛えるかと言うと
宇宙にいると数週間で3割近く筋肉量が減少するからなんですね。 



トレーニングをし続けないと地球に帰ってきた時
歩けなくなる。寝たきりの人もそうですが、
筋力というのは衰えるスピードが非常に速いのです。




脳の神経細胞だって増え続けたあとは
死滅するだけと言われてましたが、
最近では後天的に増やすことができることがわかってます。



その方法は色々あるんですが
「よく噛み」「よく歩く」こと、そして新しい
出会い(交流)や、新しい景色(旅行)なんです。




こういった変化や、負荷が日々あることで
我々は健全な状態を維持することができるのでしょう。








仕事が順調、私生活も順調、
気の合う仲間がいて、楽しく毎日生きてます!
っていうのはもちろん「ステキやん!」ですが、



天邪鬼な僕はそれが続くと
どーも苦痛になってきて、逃げ出してしまう(笑)
酸っぱいブドウじゃなくて、ほんとに酸っぱい。




それよりも頭を悩ませる問題が
一つ二つあったり、訳の分からん奴らと
ある程度縺れ、批判し合いながらの状態が
真っ当なんじゃないかな、と思うんです(゜-゜)な




あと、適度な刺激ね←






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