2017/01/10

感性組織を作るFDCAサイクル




今日は感性組織について(゜-゜)



さて、感性的な組織構築の必要性は
たくさんあるのですが、煎じ詰めれば
「現場の統合力」に帰結します。



現場で起こるリアルタイムな要求に対し、
各自が試行錯誤しながら乗り越えて行く、と。
個人的に、それこそ商売の原点である
商い(飽きない)でないか?と思ってます。


つまり「やりたいからやる!」の状態。
そんな感性的な秩序を見れば、
流れ(揺らぎ) によって形成されていますね。



机上の空論ではなく、感性は流れです。
マニュアルで管理できるものではありません。



一つ証拠を挙げてみましょう。
例えば道路を走ってると車の「流れ」が
ありますよね。 仮に制限速度が
50キロであっても流れで見れば
60キロの方が良い場合ってたくさんあるじゃないですか。



決まり(マニュアル)では「50キロ」。
ただ、それよりも全体の「流れ」である
60キロが「最適」だと暗黙のうちに了解しているでしょう。 



これって誰かに教えてもらってませんよね。
教習所ではペケだけど、実際はマルなんです。







閑話休題。
感性とはそんな「揺らぎ(流れ)」から
派生するものですから「場の状態次第」で
弱く(悪く)もなります。



例えば「これやったら面白いかも!」と
思い付いても、スムーズに出す場が
なければ、時間が経つにつれ消えてしまいますよね。



そんなところから日本流(感性)に
最適な場のサイクルを「FDCA」と定義しています。






リゾーム資料の一部



これ初登場かな(゜゜)
一応説明しときます。



感性のマネジメントサイクルは自然数3、
Plan(計画)→ Do(実行)→ Check(評価)→ Act(改善)ではなく


Feel(感じる)Do(実行)→ Check(評価)→ Act(改善)。



基本は前者の西洋式(帰納法)ですが、
これ、一番最初でズッコケてる気がするんですね。



ズッコケというか前提のプランが
「形式(計画)からのスタート」、
企画書出して、数値出して、期待値出す。
もしくはどこそこのモデルの真似をする、と。



でも、今の時代って誰も習ってないので
答え(形式)が正しいかどうか、
誰も判断できないじゃないですか。



高齢者がこれだけ多く、子供がこれだけ少なく、
価値観がこれだけ多種多様な時代は誰も
経験していないわけです。



さらに言えば未婚率も高い、と←ワシ



だから帰納ではなく演繹、
Feel(感じる)から試行錯誤していって
それがうまく行ったとき初めて、
数値化や「加減」のあるフレームができるのです。




長くなりましたが感性組織についてでした。





「後記」



そういや岡潔は真の無差別知(直観)は
直感だけに終わらず、そのまま実行が出てくると言ってました。




そうそう、まさにそう(笑)
これすなわち感応の「即」。





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