2016/07/14

新たな判断基準を




九州は北九州にある日本トップの
無添加石鹸メーカー 「しゃぼん玉石けん株式会社」。



僕は長年ここのシャンプーを使ってます(゜゜)
特別良い匂いもしないし、髪がサラサラになるわけでもないんですけどね。




クリックするとアマゾンへ飛びます。




無添加せっけんを売る以前、
この会社は合成洗剤を販売していました。



しかし創業者である森田社長が長年悩んでいた
湿疹の原因が、その販売している合成洗剤だと分かったのです。



今まで使っていたものを止め、
代わりに無添加のものを使ったら湿疹がピタッと治った。



皮肉にも会社では合成石鹸を売り続け、
自分は無添加石けんを使っていた森田氏。



しかし事業存続の為とはいえ、自身が
やっていることに対し、段々と後ろめたくなってきたと言います。



なるほど、直接的な事実の経験は
それだけ力があるということでしょう。



☞☞



そんなある日、氏は大病を患い、
生きるか死ぬかの瀬戸際に立たされて
しまいます。



その時
「このまま死ぬなら、せめて悔いのない商売をしよう」と決意、
そこから無添加石けんメーカーへと転身するのです。






当然その道のりは時代と逆行してますから、大変険しいものでした。



売上は8千万から80万と、100分の1に激減。 
今までいた社員は全員退社。



各小売りは誰も取り扱ってくれず、
あっという間に資金は底を突いたと言います。



しかし森田氏は諦めませんでした。
「無添加せっけんを世に広めるのが私の使命だ」と
43歳から60歳までの17年間、赤字経営でも続けたのです。 




そんな長年の苦労の甲斐あって、今では
無添加せっけんメーカーの代名詞となったんですね。



だから僕は使ってます(゜゜)
この会社に嘘はないだろうと思うんです。




現在、三代目にバトンが渡りましたが、
非合理的だと言われても、偽善だと言われても
想いを手放さなかった創業者の理念が続いていくことを期待します。







さて、そんな森田氏は講演の際、
参加した経済団体からこう言われたそうです。



「自分の人生哲学が仕事に結びついてるから羨ましい」。




我々はこれじゃあダメだと思いながらも、
お金の為に目をつぶり、従業員を食わせるためにやっている、と。



それに対し森田氏は「こっちはその代償として
地べたに這いつくばってやってきた」、



「理想を追求するにはそれなりの代償と
覚悟が必要なんだ」と返したそうです。



生涯認められない可能性だってある。
それでも自分の人生をそれに捧げられるか?



この質問は今の資本主義経済では
とても苦しい選択ですね。だからこそ
自分の中に確固たる哲学を持つ必要があるのではないでしょうか




「世間が求めるものを売る」と言う商売原則と
「世間にとって大切である」と信じられる自己を原則としたもの。



あなたはどちらを選びますか?





「後記」


それは我々消費者サイドであってもそう。



それぞれの好みはあるでしょう、
しかし価格が安いから、流行ってるからという
選択基準だけでなく、



そこに安心や安全、そして「その企業の役割」という
判断基準を新たに付け加えてみてはいかがでしょうか。





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