2017/04/21

映画について・・・語れない


どーも坂口です(゜-゜)
このあいだ、「恋は短し~」を観てきました。


映画館で観るのは「君の名は」以来。
わはは、一人アニメばっかりですな。




一階の本屋には小説コーナーができてました。




ちなみに僕が生まれて初めて映画館で
観たのは「カリオストロの城」。
母親と兄弟三人で市民センターに見に行って
すごいテンションが上がったのを覚えてます(笑)


この作品には思い入れがあるんですよね。
今もたまに見ちゃう。






そういや今年の2月に逝去された映画監督
鈴木清順氏を知ったのもこれ(カリオストロ)の
逸話からでしたな。


たしか鈴木清順と宮崎駿のルパンの奪い合い
(というか相容れない思想の衝突)の結果、
あの作品は矛盾した内容になってしまったんですよね。
※個人的にはそんな辻褄が合わない脚本でも
感動させてしまう宮崎氏の構成の方に驚き。


なるほど。何も主張がないものに面白さが
感じられない以上、あえて調和しないものの方が
正しい、と。いわゆるエッジというやつでしょう。


清順氏の手がけた作品も然り。氏の作品は独特の
色彩感覚(清順美学)のため非常に難解なものが
多く、「殺しの烙印」ではついに日活の社長の
逆鱗に触れ、一方的に解雇されてしまってますからね。


「訳の分からんものを撮るな!」と。
僕はまだ見てませんが、どんな作品なんでしょうか(笑)



📹 📹 📹


その後「ツィゴイネルワイゼン」によって
映画賞を総なめしたのですが、実に十年もの
潜伏期間があったようです(ちなみにこれは観ました)。


えっ、感想ですか?
・・・・うーん・・・・・(^^;


そういや黒澤明もヘビースモーカー



そんな清順氏は解雇された時こう言ってます。
「好きな煮豆を食べ、酒を呑み、
拾う神を待つだけだよ」。



歯を食いしばるような努力論は氏にとって
無縁だったんだろーな。それは決して
「努力するな」じゃなくて、嫌いな事を
続けてうまくいく可能性はないってこと。



個人的にそう思ってます。
てなわけで、拾う神を待ちますかね←おい



「後記」


映画って、名作を見ても「?」って思うの
あるじゃないですか。僕は結構(かなり)それが多くて。


もちろん観る側である僕の主観が
ポンコツなだけなんですが(笑)
いわゆる名作と呼ばれる作品とか
昔の日本映画ってなんていうか独特の
世界観を持ってて、観る人を選んでるような気がするんですわ。


気怠さとか重さがあるっていうか、
陰鬱になるっていうか(笑)


文学(文字)は全く気にならないけど、
不思議と映画(映像)は拒絶しちゃって、
むしろポップで分かりやすい作品ばっかり見ちゃう。


だからでしょうかね一人で観るのは。
誰かと一緒に観ても「面白かった」しか言えないのよ(。-∀-)


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